さて、お腹もいっぱいだし、そろそろ自転車こぐのも
疲れたぞっと。というわけで、印旛捷水路中程にある
いつものベンチへ。 しっかり枕も用意してあるのだ。
で、クーラーボックスから美味しい飲み物を取り出し、
「プハーッ」と一杯。一時間程度、疲れも手伝ってこん
こんと寝てしまった。完全熟睡モードですな。
※もちろんこの時期蚊取り線香は欠かせない。
ベンチのベッド 
さて、急速充電で極めてすっきり!
ベンチを後にしようとすると、ベンチ後ろでなにやら
うごめくものが・・・・・
誰か捨てた食べ物の袋に不気味な虫が集まっている。
ザトウムシ 
まるで、クモの頭の無い奴、といったらいいだろうか・・・・
まん丸い体から直接細長い足がにょきにょき出て蠢いている。
これは「ザトウムシ」。柏あたりではめったに見なくなった
なあ。しばらく見ていたら後から後から仲間が集まって来た。
こんな単純そうな作りの奴でも、鋭敏なにおいセンサーを
内蔵し、餌に一目散にかけてくる。もちろんその他にも
生殖機能なんかもあって、40億年も営々とその命脈を保ってきて
いるのだ。生命って不思議だなぁ~ 僕ら人類とこいつら
だって、多分元をたどれば同じ単細胞生物だったはずで、
遠い遠い親類なのだ。他天体の生物からみたら、そう、
宇宙人は我々のことを「地球型生命」とひとくくりにする
かもしれない。
で、帰りがてら、美しいクモが・・・・・これはコガネグモ。
手足の先までの長さは8センチくらいあるだろうか・・・・
昔はたくさんいたけど、今は千葉のレッドデータブックで「C」
(要保護生物)に分類されている。
ここは本当に自然が豊かだなぁ。
コガネグモ
で、印旛捷水路のわきの水たまりみたいなトコロをのぞくと・・・・・
ザリガニの大群 
水底に見えるなにやら短い棒のようなもの。
じつは、これ全部ザリガニだ!まだ子どもだけど。
ここでザリガニ釣りをしたらさぞや大量だろうなぁ。
さて、夕暮れ。印旛沼に日が暮れる。
ああ、印旛沼の夕暮れ 
今日も良い一日だった。(終)