と、センター試験にやきもきしながらも、本日夜7時から柏文化会館
で「放射線対策と原発の明日」という討論会があったので出かけたの
だった。小出先生はいわずと知れた「反原発」の旗手。小林先生は
どちらかというと推進派になるのかなぁ。というか、経歴をみると、原発
にはあまり関心がなく、「放射能はそれほど怖くないよ」という派になるか。 とにかく、文化会館は完全に満席。普段「放射能が~」
とか言って、測定器を持ちながら線量を計測しているのを
(私以外)見たことがないので、意外も意外であった。
文化会館が一席の空きもないほど混んでいるのを私は
初めてみた。
※ 下の写真を撮った直後、アナウンスで「撮影禁止」
を言われて、お二方の写真は撮れませなんだ。すんません。
しかし・・・・・討論の結果はどうか、というと。
当然のことながら話はかみ合わない。私は筋金入りの
「反原発派」「放射線閾値なし派」ではあるが、まず
推進派の小林先生がかわいそう過ぎた。話があまりお上手
では無い上に、柏は完全に敵地である。彼が何か言おうもの
なら、満席の会場からヤジが飛ぶのだ!これはフェアではない。
まあ、生物畑出身の私から見ても、たしかに小林先生の話は
机上の空論に近い、と思われるところは多々あった。
たとえば、「疫学的にはっきりしないところは実験室
でしっかり実験をして証明してから先に進めないと科学的でない」と
か、盛んに言っていたが、下手すると証明できたころには
柏の住民、癌になってるかもしれないでしょ?
この人は学者なんだなぁ。と。いい意味でも悪い意味でも。
けど、それでもやっぱり討論会だから、観客がヤジ入れたら
だめだと思うんだ。
それに比べて小出先生は話がうますぎ。きっと毎日のように
講演会にでて、ブラッシュアップされて、講演のプロフェッショナル
のようになっているのだろうなぁ。話の組み立て、話し方の強弱、
すべてが完璧に近い。何か言うたびに会場は拍手喝采。
いや、いいんですよ。うまいのは。ただ、昔のたどたどしい話
かたの小出先生も、また別の味があったというか・・・・・
というわけで、どう控えめにみても、小出先生の圧倒的な勝利
のように見えましたが、それでもあえてアウエイにまで来て、
おそらくぼろ負けするとわかっていて、住民にこびることもなく
罵声の中、自説をとうとうと語っていた、ちょっとアレっぽい小林
先生にも拍手を送りたくなるのであった・・・・・
で「放射線対策と原発の明日」という討論会があったので出かけたの
だった。小出先生はいわずと知れた「反原発」の旗手。小林先生は
どちらかというと推進派になるのかなぁ。というか、経歴をみると、原発
にはあまり関心がなく、「放射能はそれほど怖くないよ」という派になるか。 とにかく、文化会館は完全に満席。普段「放射能が~」
とか言って、測定器を持ちながら線量を計測しているのを
(私以外)見たことがないので、意外も意外であった。
文化会館が一席の空きもないほど混んでいるのを私は
初めてみた。
※ 下の写真を撮った直後、アナウンスで「撮影禁止」
を言われて、お二方の写真は撮れませなんだ。すんません。

しかし・・・・・討論の結果はどうか、というと。
当然のことながら話はかみ合わない。私は筋金入りの
「反原発派」「放射線閾値なし派」ではあるが、まず
推進派の小林先生がかわいそう過ぎた。話があまりお上手
では無い上に、柏は完全に敵地である。彼が何か言おうもの
なら、満席の会場からヤジが飛ぶのだ!これはフェアではない。
まあ、生物畑出身の私から見ても、たしかに小林先生の話は
机上の空論に近い、と思われるところは多々あった。
たとえば、「疫学的にはっきりしないところは実験室
でしっかり実験をして証明してから先に進めないと科学的でない」と
か、盛んに言っていたが、下手すると証明できたころには
柏の住民、癌になってるかもしれないでしょ?
この人は学者なんだなぁ。と。いい意味でも悪い意味でも。
けど、それでもやっぱり討論会だから、観客がヤジ入れたら
だめだと思うんだ。
それに比べて小出先生は話がうますぎ。きっと毎日のように
講演会にでて、ブラッシュアップされて、講演のプロフェッショナル
のようになっているのだろうなぁ。話の組み立て、話し方の強弱、
すべてが完璧に近い。何か言うたびに会場は拍手喝采。
いや、いいんですよ。うまいのは。ただ、昔のたどたどしい話
かたの小出先生も、また別の味があったというか・・・・・
というわけで、どう控えめにみても、小出先生の圧倒的な勝利
のように見えましたが、それでもあえてアウエイにまで来て、
おそらくぼろ負けするとわかっていて、住民にこびることもなく
罵声の中、自説をとうとうと語っていた、ちょっとアレっぽい小林
先生にも拍手を送りたくなるのであった・・・・・