手賀沼で毎年恒例のバードフェスティバルが開催されました。
野鳥にまつわる一切がっさい、エコに関するものから、ウォッチングには必需品の
双眼鏡など光学機器までほとんどすべてが展示されるフェスティバル。
それも、自然環境の中で実際に手にとって見られる日本でも稀有な祭だ。
こんなに近くで(チャリで20分)で毎年開催されるのはマジうれしい。
それも今年は写真のとおり、紺碧の青空の下での開催だ。
ここは光学オタクの私には垂涎の的のブース。双眼鏡ブースだ。
日本光学等の国産メーカーから、ライカ、スワロフスキー等海外の超高級メーカー
までずらりと並ぶ。舶来ものの双眼鏡など、20万円以上はざら。
そんな高級品をこの抜群の自然環境の下で入れ替わり立ち代り見比べができ
るのだ!なんども言うが、こんな機会は他ではめったに、いや絶対にない!
見もふたもないが、双眼鏡の見え味は一般に値段に比例する。
高い双眼鏡はやはりいい。一見して、網膜と対象物の間に、
まったく挟雑物を感じない。ガラス越し、という感覚がなくなってしまうのだ。
目の視力がいきなり上がって、肉眼で対象物をでっかく見て
いる感じ。クリアー、とにかくクリアーなのだ。
安物だとこうはいかない。なんかもやもやしてくる。もっとろくでもないと頭
が痛くなってくる。
ただ、さすがに20万は出せないから、お財布と相談して実用域に達している
ものに落ち着くことになるのだ。
ただ、最近は国産の1.5~2流メーカーと言われてきたメーカーも奮起してきて
おり、安くても、けっこう見えるもの多々あり。私が使っているのも実売1万~
2万程度だが、高いのと比較さえしなければ、そこそこ満足いく見え方だったり
するのだ・・・・・「比較」というのも良し悪しざんす。(これは子供たちの成績や
旦那の給料にもいえるかもしれないが・・・・)
フィールドでは双眼鏡はしょっちゅうぶつけたり落としたりで壊すことも多いけど、
このくらいの価格ならまあ、「残念だぁ!」ですむ。まあいい塩梅の値段ですな。
つーわけで、2時間程度会場にいて、その後はいつものようにチャリで手賀沼
散策。天気いいし、気持ちよいな~
今日はおまけで、前に撮った手賀沼全景。
手賀沼の写真で一番気に入っているもの。こういうのは「光」「風」が味方に
ならないと撮れない。「風」を意外に思う方もいると思うが、沼面は風によって
表情を大きく変える。風が強いと、さざ波がたち、光が構造的に吸収され
暗く落ちる。楊枝の束を上から見ると黒っぽく見えるのと同じ原理だ。
はい、ちょっと理科の時間で「理科専門塾ポラリス」っぽくなりましたね。
最近、誰も塾主催のブログだと思っていくれませんので、たまには「らしく」。