この週末はふと思いたって、
東京都町田市にある
旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)へ
夫・ミートくんと行ってきました
晩年まで住んでいたところで
武蔵国と相模国の境目にあることと、
「無愛想」をひっかけたネーミングが
センスいいなぁと思ってて
いつか行こうと思っていたのでした
着物の本を読みあさっていた頃に
白洲正子のエッセイに出会って、
一時期はまってたことがあるんですよね
茅葺き屋根の農家ですが、
土間部分はタイル貼りの洋間になっていて
黒革のソファーがあったりと
重厚感あふれる感じ。
室内は
季節ごとに展示替えをするそうで、
次郎の遺言の書(?)や愛用の品のほか
食器や正子の着物が展示してありました。
渋めの黄八丈と栗の葉の描かれた紬の着物、
菊の刺繍がある帯がめっちゃ好みでした
それと、
ショップで絵はがきを買ったら
入れてくれた袋が可愛いかったんだけど
確か、これって(↓)
正子の着物の柄だったと思うんですよ
春になったら
ホンモノを展示してくれるのかな?
だったら、ぜひ見てみたいかも
あとね、個人的には
正子の書斎がすごく良かったです
掘りこたつ風の机の前には窓があって
壁面いっぱいに本が並んでいて…
和室の書斎もいい雰囲気だなぁと思って
将来、自分の書斎を作るとしたら
こんなのがいいなと参考になりました
余談ですが、机の上に「町田市史」が
乗っていたのがツボでした~
ただですねぇ…
シャワーキャップのような
ビニールの靴カバーを装着して
室内を見学するのですが…
畳の上を靴で歩くことに
どうにも抵抗がありました
ふつうに土足禁止にすればいいのに
なんでなんだろう??
そこだけがモヤモヤしました~
野趣あふれるお庭もあって
何かの赤い実が目立っていました
白洲次郎・正子夫妻に興味のある方や、
古民家や民芸品がお好きな方には
とってもおすすめです
【メモ】
武相荘
最寄りは小田急線鶴川駅で、徒歩15分ほど。
入館料1100円はちょっとお高いと思うけど、
建物やお庭の維持費でしょうかね…
レストラン&カフェも併設されています
楽天ルーム、はじめました