エドリス -37ページ目

同僚の家

同僚が会社の近所に家を建てたので帰りに見に行った。自転車で10分くらいの場所だ。敷地はかなり広い。2階建てで1階に同僚とお母さんの住居、2階は賃貸のワンルームが3部屋か4部屋。屋根に風見鶏のオブジェがあって、なかなか凝っている。

同僚は40代前半の独身女性だ。うちの会社はマンションを買う独身女性が多いが、一戸建てを買ったのは彼女が初めてではないかしら。決してお給料が良い訳でもないのにみんな頑張っているなぁ。

ビゴの店へ

本を読んでいたら無性にコーヒーが飲みたくなったので図書館を出て自由が丘に向かった。奥沢神社の裏を左に曲がる。この近辺は静かで素敵な家が多い。通るだけでも楽しくてキョロキョロしてしまう。

ビゴの店ではパンプディングとアイスカフェオレを頼んだ。この店のパン系のスイーツは食べるとなせか心が落ち着く。アイスカフェオレもガラスのコップに入ったどってことのない冷たいミルクコーヒーに見えて、洗練された味だと思う。

店内で中村うさきの「さびしいまる くるしいまる」を読む。

奥沢図書館へ

昼食後、本を返しに図書館に行った。うちから一番近いのは大田図書館だけど場所が変われば客層?も違う。

本を返した後、テーブルに陣取って辰巳渚の「捨てる!」と皆川博子の「ジャムの真昼」を読んだ。「ジャムの真昼」は数年前に読んだ本だが、今でも時々思い出していた。ヨーロッパを舞台にした幻想的な短編集だ。どの話も残酷で繊細で美しい。



手打ちそば 柿の木

お昼は自由が丘でカレーうどんを食べる予定でいたが、変更でして近所の手打ちそばの店に行った。

手打ちそば 柿の木はそば打ちが趣味のご主人が開いたお店だと聞いていた。おそばがなくなり次第お店を閉めてしまう。

おそばの種類は3種類しかない。私は辛み大根おろしそばと日本酒を頼んだ。付き出しにきゅうりの漬物が出たがとても美味しい。手打ちそばを初めて食べたがびっくりした。箸でつまんだ感触からして違う。硬くて重い感じがする。食感も歯ごたえがあってもりもり噛む感じ。大根おろしが辛くて喉の奥、鼻の奥まで痛くなった。

店内は白い壁と黒いテーブルでゆったりとして清潔。熱いそば茶は今まで呑んだそば茶のなかで一番美味しかった。全てが丁寧で神経がゆき届いているお店だと思った。

借りた2冊

物集高音 吸血鬼の瓶詰め

数人のメンバーが各自、自分だけが答えを知っている話を披露して残りのメンバーが謎を解くという設定はクリスティーの短編集にもあったけど、この本はただの謎解きではなくて民俗学とか宗教学とかの視点から色々な謎を解いていく。専門的な話を分かりやすく軽く書けるのはかなり凄いことだと思う。赤口の会シリーズ2作目。

この本を読んだらなぜか岡本綺堂の「怪奇譚」が読みたくなった。


物集高音 血食 系図屋奔走セリ

これもただの推理小説かと思うと大外れで、家紋に絡む薀蓄がたっぷり。以前にも借りたものの途中でギブした1冊。今回は最後まで読みきった。ノルマントン号事件を初めて知った。推理小説としても最後にどんでん返しがあって面白かった。

ペコの変化

ペコは最近、今までとは違う散歩コースに行きたがるようになった。この4年、私はずっと同じコースを歩かせることで散歩の量が毎回同じになるように心掛けていた。1回目が30分、2回目が2時間を目安にしていた。さわちゃんと違ってペコはお転婆だけど聞き分けが良いから従順に従っていた。でも、ワンパターンなコースに飽きたのか、春頃から私が知らない道をずんずん進んでいくようになった。

少し離れたところに寂れた公園がある。その公園を一回りして、墓地と学校に挟まれた細い坂道を降りていく。最近はその道に執着していて必ず行きたがる。義姉との思い出がある道なのだろうか。

失われたもの

かつては父を中心に家族が衛星のように美しい軌道を描いていた。父が亡くなり拠りどころを失った私達は一気に失速して、バラバラになってしまった。

ジョンベネ事件

幼稚園でお遊戯に興じている年頃の女の子に濃い化粧とセクシーさを意識した衣装とダンスはグロテスクだ。

各地の美少女コンテストに飛行機で掛け付け、軒並み女王の座を獲得していたいうジョンベネちゃん。父親は年収10億円の企業家、母親は元ミス・コロラド(だったかな?)という境遇。彼女が美少女なのは異論がないし、歌い踊る姿からはアイドルのオーラも感じるが、誰がどんな視線を送っているかわからないのに両親が無防備過ぎたと思う。犯人が誰であれ、周囲の対応が違っていたら彼女は死なないで済んだと思う。

恐怖の森

【物語】 両親と共に英国の田舎に引っ越してきたジャンとエミー姉妹。森の中の屋敷の持ち主エルウッド夫人は姉娘ジャンを見るとなぜか顔色を変える。一家は屋敷を借りることになり、引っ越して早々、ジャンの身に怪異現象が襲う。妹のエミーにも何者かがとりついて…。30年前に行方不明になったエルウッド夫人の娘カレンの謎が明らかになっていく。


全然怖くなかったです。ベティ・デービスが演じるエルウッド夫人は30年前突然娘を失った老婦人の役で、謎めいていますが狂気はありません。でも流石に風格があり、この映画全体の雰囲気をキリリと引き締めていました。カレンに生き写しのジャンが謎を解いていきますが、無理に怖がらせないので品の良い展開になっています。ラスト、異次元に迷い込んでいたカレンがジャンとかつての親友達の手に寄って戻ってくることが出来ます。


スリラー

今夜、フジTVで真夜中にベティ・デービス主演の映画「恐怖の森」をやる。


私が子供の頃はよく彼女の映画をTVで観た。凄い美人なのにいつも悪役か気が触れた女の役だった。子供心にも彼女の屈折して理不尽な行動とが恐ろしかった。当時、私は感受性が強かったので(ただの怖がり?)、怖い映画を見た日は必ず真夜中に悪夢で目が覚め、映画の恐ろしいシーンが頭から離れず、身じろぎも出来ないまま明るくなるまで眠れないのだった。それなのに怖いもの見たさでベティの映画は毎回観ていた。馬鹿ですね。

「誰が私を殺したか」「何がジェーンに起こったか」「ふるえて眠れ」などは当時しょっちゅうTVでやっていた。タイトルからして引き込まれる。


今はホラーとかサイコサスペンスという言い方が一般的だけど、昔はスリラーといっていた。スリラーの方が素朴でより怖い感じがする。

ベティ・デイビスの一連の映画がTUTAYAにあったら絶対に借りるんだけどなぁ。