金峰山【過去レポ】 | えどりんの散歩みち

金峰山【過去レポ】

金峰山(きんぷさん)



山梨県 2,599M 日本百名山

2008年 6月14日(土) 日帰り

大弛峠~朝日岳~金峰山頂(金峰山小屋)(往復)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ずっとずっと近くて気になっていた山。

それが金峰山でした。


今まで何度も行こうと思っては、他の山に浮気し(笑)

結局後回しにしていた山。


ごめんなさい、行ってみてわかったけど、とても素晴らしい山だったのにねしょぼん



行けなかった理由・・・

それは、この山の醍醐味は、大弛峠~瑞牆山荘までを通り抜けじゃないかと思っていたから。


基本マイカー登山のえどりん家は、どんなに行きたくても、通り抜けコースの山はどうしても後回しになってしまうのです。

(でも、これももうそろそろ限界かも。バスや電車をうまく利用して、通り抜けも楽しみたいな)



ずっと後回しにしていても、結局百名山制覇したいなら行っとかないと・・・

単純往復でもいいから、行っとくかぁ~

てなわけで、出かけることになりました。



実は、今年のGWに一度行こうとしていたのです。

登りが厳しい瑞牆山荘からの往復より、楽な稜線歩きの大弛峠からの往復をチョイス。

で、実際、大弛峠の手前まで車で行ったのですが、川上牧丘林道のゲートが・・・


通行止でした叫び


そう、大弛峠まで車で入れるのは6月になってから。

よくよく本を見たら、ちゃんと書いてあったよぉ~ショック!

ああ、えどりん家は、いつもテキトー

毎度毎度、事前調査が足りなくて、詰が甘いんだよね~ ←反省。。


それで、しかたなく大菩薩嶺に急遽変更した、という経緯がありました。

(結局、大菩薩は天気がいまいちで、途中で下山しちゃいました)




はい、前置き終了~



ここからが金峰山のお話。


今回は無事に大弛峠まで到着でき、準備も万端。

いよいよ登山スタートです。


そこで、目の前を歩く女性2人連れに気をとられる。

綺麗な景色をバックに写真撮影。

久しぶりの登山にウキウキだったえどりん家も、同じところで1枚パチリカメラ


そして、その女性たちを抜きつつ、目の前の坂を下る・・・


あれ?登山口ってこっちでよかったんだっけ?

確か、左に入るような・・・


他にもう一組の年配のご夫婦もえどりん達に着いて来る。


女性2人組みが地図を出して見ている。

こっちで大丈夫みたいですよ~  って、言ったような。


しばらく坂を下って進んでみる。

ひたすら進んでみる。

でも、左に登山口らしきものは出て来ない。


ようやく気づきました。


この道、間違ってねぇ~???


そうです、また私達アホなことしてました。

自分達で地図を見たら、登山口は車を停めたところからすぐに左に入るようになっている。

え、なんでこんな小学生でも間違えないようなことしてんの?


ひとまず、道が間違っていることを女性2人と年配ご夫婦に告げ、来た道を戻る。

だいだい10分くらいは坂を下ってしまったような・・・←もっと早く気づけよ!!!


元の駐車場に戻ると、ちゃんとありましたよ。登山口の看板が。でかでかと。

なんで、こんなの見落とすのぉ~?


あ、そうか、この場所・・・

女性2人に気をとられ、写真を撮っていたところだ。

看板とは反対に景色が広がっていたので、見落としたんだ・・・

そして、そのまま女性達について行ってしまった。

よくよく考えたら、峠が登山口なんだら、坂を下るわけないじゃんねぇ。


あーあ、登山暦7年目にしてこの凡ミス。

いつになったら成長するんだろうか・・・


またひとつ勉強になりました。


山ではすべてが自己責任





結局30分弱のロスタイムをして、少々凹みましたが・・・

気を取り直して、今度こそ登山スタート!


大弛峠はすでに標高2,360M。

すぐに森林帯に入り、ところどころに残雪がありました。


金峰:峠入口


しばらくして稜線に出ました。

そして、大きな岩がゴロゴロ。


金峰:岩場


遠くには南アルプスが霞んで見えます。


金峰:景色1


まだまだ余裕のえどりん♪



ちょいと幻想的な道だったりする・・・

金峰:幻想


そして、2,579Mの朝日岳に到着。周りは気に囲まれていますが・・・


金峰:朝日岳

すぐちょっと先に展望が開ける部分に出ます。


金峰:朝日岳から

ここから先歩く方向に、金峰山の頂上&五丈石が!!!

あそこまで行くんだねぇ~目


遠くには南アルプスが。


金峰:朝日岳から2


ここからちょいと下ります。

途中、朝日岳西のコルを通り、鉄山をまいて・・・

森林限界に出ます。


金峰:ケルン


あっちが頂上。もう少しだ。


金峰:ケルン2


わぉー、瑞牆山が!!!

実はこんな下に見えるんだねぇ~。

ここから見ても、岩御殿。あんなところに登ってたんだぁ得意げ


金峰:ミズガキ


遠くには八ヶ岳もバッチリ。


金峰:ミズガキ&ヤツ


こんな景色がみれるから、山はたまらない~♪


金峰:ケルン3


気分もルンルンで、さぁさぁ頂上を向かいましょう。


金峰:山頂前

途中でお花も咲いていました黄色い花


金峰:花

金峰:花2

金峰:花3


そして、石のトンネルを抜けて・・・


金峰:トンネル

やったぁ~、金峰山頂上に到着アップ


金峰:頂上

ちょっと全体的に霞んでるんだけど、なかなかいい天気でよかったぁ~音譜

少し奥にいくと、金峰山のシンボル、五丈石。

やっぱりここは人気なんだな、人がいっぱい。


金峰:五丈石


近くで見ると、大きいなぁ~


金峰:五丈石2


途中までだけど登ってる人もいる~

やっぱり、ここは登っておかなきゃね。

ひで氏に続き、えどりんも挑戦。


金峰:五丈石2

よいしょ。むむ、石がでかくて登りにくい。


いえーいチョキ



しかーし、どうしても途中からルートが見つけられず・・・
あえなく二人とも断念ダウン
うう、くやしい。


さ、ではお昼を食べましょうおにぎり
この日は、おにぎりにからあげ、もろキュー、ゆで卵 +ラーメンを二人で半分こ。
食べすぎじゃ、もう動けん。
完璧なる、お気楽登山ですね・・・

モーモー牛になってると、ついさっき来た若者が五丈石にトライしてる。
頑張れ頑張れ、そうそう、そこからが難しいのよね。
えどりんたちが断念したゾーンで、試行錯誤してる。

そこへベテラン風のおじさんがやってきた。
おじさんは、ひょいひょい登っていく。
そして、例のゾーンをなんなくクリア。
あれれ・・・そんなアッサリ。そうか、そっちから行くのね。
あっという間に五丈石のトップに・・・
バンザイしてるー

いいなぁ~、楽しそう

そして、それを見ていた若者たちも続く・・・
おじさんのようにひょいひょいとはいかないけれど、どうにかして頂上へ!

オレ、もう一回登ってくる!

だめ~、やめときなよ~
また来た時にリベンジしよ~

ひで氏の宣言を阻止し、止めたえどりんでした。
なぜなら・・・今年えどりんは○年なのであります。
実は、某友人がこの○年ゾーンにえらい目に数々遭いまして・・・
それを聞いたえどりんはおっかなビックリにビビリまくり、
何事にも無理なことは挑戦する勇気がないのでありました。

そうそう、すべては無事に下山すること。
無理は禁物~ ←無理なことでもないけどね・・・



五丈石から先は、富士見平小屋へ下りる道が続きます。
あっちの道は岩稜歩きを登るのは大変そうだけど、
景色がよさそうだし、今度チャレンジしようかなー

金峰:五丈石から

さて。
ゆっくりお昼を満喫して過した後、下山へ・・・

おっとその前に、山バッチをゲットしに、金峰山小屋に寄らなきゃ。。
山頂の少し手前の分岐まで戻り、左へ急坂を下ります。
下に小屋が見えました。ちっこい~

金峰:小屋

ガンガン下っていきます。
途中にケルン?がいくつか。

金峰:小屋前

ミズガキ山がちょっと近づく。


金峰:小屋前2


富士見平への稜線も横からハッキリ


金峰:稜線

小屋まであとちょっと。


金峰:看板


金峰山小屋、到着~


金峰:小屋


小屋の前の大岩


金峰:小屋前岩


バッチを早速買って、しばし小屋まえのベンチで一休み。

川上村方面かな?


金峰:小屋前景色


瑞牆山のアップ、撮ってみました。

すごいね、岩。


金峰:小屋前ミズガキ


はい、またここから山頂まで急坂を登り返します。

ちょっと予定外だっただけに、体の覚悟ができてなかったらしい・・・しんどい。

息が切れるので、ゆっくり休みながら足を進めます。


はぁ~、ちかれた~

なんとか頑張って稜線に戻り、来た道を帰ります。

ここからは、覚えもあるし、高低差もあまりないので、けっこうあっという間。


今回も、無事に下山できましたニコニコ



金峰:小屋前景色2


金峰山は、奥秩父の名峰とだけあって、変化に富んだ素晴らしい山。

なんと言っても、稜線からの眺望が素敵なところだと思いました。

標高はそんなに高くなくても、ちょっとアルプス気分を味わえる雰囲気もあるし。

わりと近場でもあることだし、コースを変えてまた来たいな、と思いました。

次回は、五丈石、上まで登れるかなー??