金峰山【過去レポ】
金峰山(きんぷさん)
山梨県 2,599M 日本百名山
2008年 6月14日(土) 日帰り
大弛峠~朝日岳~金峰山頂(金峰山小屋)(往復)
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ずっとずっと近くて気になっていた山。
それが金峰山でした。
今まで何度も行こうと思っては、他の山に浮気し(笑)
結局後回しにしていた山。
ごめんなさい、行ってみてわかったけど、とても素晴らしい山だったのにね
行けなかった理由・・・
それは、この山の醍醐味は、大弛峠~瑞牆山荘までを通り抜けじゃないかと思っていたから。
基本マイカー登山のえどりん家は、どんなに行きたくても、通り抜けコースの山はどうしても後回しになってしまうのです。
(でも、これももうそろそろ限界かも。バスや電車をうまく利用して、通り抜けも楽しみたいな)
ずっと後回しにしていても、結局百名山制覇したいなら行っとかないと・・・
単純往復でもいいから、行っとくかぁ~
てなわけで、出かけることになりました。
実は、今年のGWに一度行こうとしていたのです。
登りが厳しい瑞牆山荘からの往復より、楽な稜線歩きの大弛峠からの往復をチョイス。
で、実際、大弛峠の手前まで車で行ったのですが、川上牧丘林道のゲートが・・・
通行止でした
そう、大弛峠まで車で入れるのは6月になってから。
よくよく本を見たら、ちゃんと書いてあったよぉ~
ああ、えどりん家は、いつもテキトー
毎度毎度、事前調査が足りなくて、詰が甘いんだよね~ ←反省。。
それで、しかたなく大菩薩嶺に急遽変更した、という経緯がありました。
(結局、大菩薩は天気がいまいちで、途中で下山しちゃいました)
はい、前置き終了~
ここからが金峰山のお話。
今回は無事に大弛峠まで到着でき、準備も万端。
いよいよ登山スタートです。
そこで、目の前を歩く女性2人連れに気をとられる。
綺麗な景色をバックに写真撮影。
久しぶりの登山にウキウキだったえどりん家も、同じところで1枚パチリ
そして、その女性たちを抜きつつ、目の前の坂を下る・・・
あれ?登山口ってこっちでよかったんだっけ?
確か、左に入るような・・・
他にもう一組の年配のご夫婦もえどりん達に着いて来る。
女性2人組みが地図を出して見ている。
こっちで大丈夫みたいですよ~ って、言ったような。
しばらく坂を下って進んでみる。
ひたすら進んでみる。
でも、左に登山口らしきものは出て来ない。
ようやく気づきました。
この道、間違ってねぇ~???
そうです、また私達アホなことしてました。
自分達で地図を見たら、登山口は車を停めたところからすぐに左に入るようになっている。
え、なんでこんな小学生でも間違えないようなことしてんの?
ひとまず、道が間違っていることを女性2人と年配ご夫婦に告げ、来た道を戻る。
だいだい10分くらいは坂を下ってしまったような・・・←もっと早く気づけよ!!!
元の駐車場に戻ると、ちゃんとありましたよ。登山口の看板が。でかでかと。
なんで、こんなの見落とすのぉ~?
あ、そうか、この場所・・・
女性2人に気をとられ、写真を撮っていたところだ。
看板とは反対に景色が広がっていたので、見落としたんだ・・・
そして、そのまま女性達について行ってしまった。
よくよく考えたら、峠が登山口なんだら、坂を下るわけないじゃんねぇ。
あーあ、登山暦7年目にしてこの凡ミス。
いつになったら成長するんだろうか・・・
またひとつ勉強になりました。
山ではすべてが自己責任
結局30分弱のロスタイムをして、少々凹みましたが・・・
気を取り直して、今度こそ登山スタート!
大弛峠はすでに標高2,360M。
すぐに森林帯に入り、ところどころに残雪がありました。
しばらくして稜線に出ました。
そして、大きな岩がゴロゴロ。
遠くには南アルプスが霞んで見えます。
まだまだ余裕のえどりん♪
そして、2,579Mの朝日岳に到着。周りは気に囲まれていますが・・・
あそこまで行くんだねぇ~
遠くには南アルプスが。
ここからちょいと下ります。
途中、朝日岳西のコルを通り、鉄山をまいて・・・
森林限界に出ます。
あっちが頂上。もう少しだ。
わぉー、瑞牆山が!!!
実はこんな下に見えるんだねぇ~。
ここから見ても、岩御殿。あんなところに登ってたんだぁ
遠くには八ヶ岳もバッチリ。
こんな景色がみれるから、山はたまらない~♪
気分もルンルンで、さぁさぁ頂上を向かいましょう。
途中でお花も咲いていました
そして、石のトンネルを抜けて・・・
やったぁ~、金峰山頂上に到着
ちょっと全体的に霞んでるんだけど、なかなかいい天気でよかったぁ~
少し奥にいくと、金峰山のシンボル、五丈石。
やっぱりここは人気なんだな、人がいっぱい。
近くで見ると、大きいなぁ~
途中までだけど登ってる人もいる~
やっぱり、ここは登っておかなきゃね。
ひで氏に続き、えどりんも挑戦。
よいしょ。むむ、石がでかくて登りにくい。
いえーい
うう、くやしい。
ガンガン下っていきます。
ミズガキ山がちょっと近づく。
富士見平への稜線も横からハッキリ
金峰山小屋、到着~
小屋の前の大岩
バッチを早速買って、しばし小屋まえのベンチで一休み。
川上村方面かな?
瑞牆山のアップ、撮ってみました。
すごいね、岩。
はい、またここから山頂まで急坂を登り返します。
ちょっと予定外だっただけに、体の覚悟ができてなかったらしい・・・しんどい。
息が切れるので、ゆっくり休みながら足を進めます。
はぁ~、ちかれた~
なんとか頑張って稜線に戻り、来た道を帰ります。
ここからは、覚えもあるし、高低差もあまりないので、けっこうあっという間。
今回も、無事に下山できました
金峰山は、奥秩父の名峰とだけあって、変化に富んだ素晴らしい山。
なんと言っても、稜線からの眺望が素敵なところだと思いました。
標高はそんなに高くなくても、ちょっとアルプス気分を味わえる雰囲気もあるし。
わりと近場でもあることだし、コースを変えてまた来たいな、と思いました。
次回は、五丈石、上まで登れるかなー??