熱中時代 Vol.4
185分 日 1978~79年(2002年 DVDリリース)
演出 梅谷茂 田中知己 吉野洋 矢野義幸
企画 梅谷茂
脚本 布勢博一 桃井章
音楽 平尾昌晃
出演 水谷豊 志穂美悦子 音無美紀子
船越英二 草笛光子 ほか
【完全ネタバレ】
〔解説〕
新米教師と43人の小学3年生の交流を感動的に綴った1978年の大ヒットドラマ。アルバイトでその日暮らしをしている北野広大に、教員の補欠採用の通知が届く。赴任先は東京・武蔵野市の小学校。悪戦苦闘しながら成長する若き教師の姿を描いた大ヒットドラマ。
第13回「故郷に帰った熱中先生」から第16回「孫悟空vs熱中先生」までを収録。
やばい、止まらない(笑)
面白いな、やっぱり。
第13話 「故郷に帰った熱中先生」
〔ストーリー〕
通信簿も無事渡し終えひと安心の広大(水谷豊)。後は青空(池上季実子)と故郷の小樽に帰るのを待つばかり。しかし出発の日、通信簿の苦情を言いに生徒の母親がやってきた為、広大と青空は列車の時間に間に合わなくなってしまう。
通信簿を渡すと早速、親御さんから苦情がやって来る。
自分が子供の時、通信簿の成績は自分のせいで先生の判断力うんぬんとは考えなかった。けれど、やはり親は違う。わが子の未来が決まってしまうワケだし、受験にも影響が出る。
わが子が努力している姿を見ているし、それをわかって欲しい認めてほしい、と思うはず。
北野先生も悩むのだった(笑)
北海道(小樽)ロケ。
北野先生や妹、青空の恩師は天城先生の知り合いでもあり三人は訪ねていく。
恩師の迷いのない教育姿勢を目の当たりにして、北野は自分の未熟を恥じるのだった。
第14話 「消えたお年玉の謎」
〔ストーリー〕
故郷で正月を過ごした広大は、生徒達を天城家に招待してあるからと、急いで東京に戻る。天城家では天城校長(船越英二)が正月恒例の断食に入り少々イライラ気味。生徒達もやってきてにぎやかになるが、生徒のお年玉から一万円が無くなる事件が起きる。
天城先生は正月恒例の断食中でおせち料理を前に苦しんでいる。
誰も何故そんなことをするのか本当の理由はしらない。
天城家は年賀の挨拶にやって来た北野先生の生徒達でにぎやかに。
すると、何万円もお年玉をもらったという生徒の一万円がなくなる事件が起こってしまう。
疑い責め合う生徒達を前に天城先生は断食の理由を話し始める。
戦後、食べるものがなく川にかぼちゃを落とした友人が溺れて死んだこともあったと話す。
天城先生は飢えを忘れることが怖いというのだった。
第15話 「熱中先生と不思議な少女」
〔ストーリー〕
いのちについて生徒達から質問攻めに合い広大は困ってしまう。そんな大騒ぎの教室で一人静かに脇に何かをはさんだ格好のままの女子生徒の姿が広大は気になった。家に帰った広大はいのちについて八代先生(山口崇)と参考書を読みあさる。
北野先生は生徒達から死んだらどうなるのか、など命についての質問が続き弱っていた。
クラスには脇に有精卵をはさんで暖める女子生徒がいて、お風呂に入らないで困ると母親から相談を受ける。
北野は生徒に代わって、卵を温める事に。
何と、卵は孵る。
そのひよこを生徒みんなで見ながら、北野は命がどこからくるかよりも、命を大切にする事が一番だと話す。
天城家の晩餐は鳥すき(笑)
うまそう~。
第16話 「孫悟空VS熱中先生」
〔ストーリー〕
学芸会で広大のクラスは「西遊記」をやることになり、台本は広大が作ることになった。煮詰まった広大の代わりに八代先生が台本を書いてくれたが、生徒達には不評で書き直すことになってしまう。しかも今度は配役で問題が持ち上がる。
学芸会で「西遊記」をやる事になった。
今まで主役をこなし、TVに出演した事もある生徒岩野少年が主役の孫悟空を演じられないのは納得出来ないと衣装や小道具を壊してしまう。
馬好きで白馬(玉竜)役でも大喜びの生徒は北野と道具を作り直す。
すると、その一生懸命さに岩野少年も心を入れ替えるのだった。
女優を目指す北野の妹、青空はTV出演のチャンス。
が、結局使ってもらえずガッカリ。
北野は日頃やめてしまえと叱っているが、生徒達に演技指導に来てくれないかと励ます。
しかし、小糸先生役の志穂さんがめっさかわいい。
とゆーか、美男美女揃いなキャストなんだよなぁ。