短所は長所
個性は魅力‼️
本文より
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無理して普通になろうとするのが一番ムダ
――「短所だと思っていたことが長所だった」というリトさんの言葉が印象的です。日々、さまざまなことで悩んでる人たちに、今までの経験からどんな言葉をかけたいですか?
リト: 誰でも人と違うことに悩みますよね。ところが、少し視点を変えてみると、ほかの人にとっては、その違いがうらやましいことだったりもします。
例えば、思ったことを全部言ってしまう人は、僕みたいなタイプからすると、思ったことを口に出せてうらやましいんです。自分が短所だと思っていることに、その人の強みが隠れていると思うのです。無理してみんなに合わせるのではなく、違うところを伸ばすと意外と新しい道が見つかるかもしれない。
僕も仕事を丁寧にしすぎて怒られていましたが、おおざっぱにやる練習をするよりも、丁寧にすることを磨く方が、自分が成長する圧倒的な近道だと気づいたんです。
――長所ばかりでなく、自分の欠点をもう一度思い出してみることも大切ですね。
リト: 自分の弱いところって何だろうと、書き出してみるといいかもしれません。当たり前に自分に備わっているものこそが、本当の武器で、それは人が持っていないもの。コンプレックスに感じるものにこそ強みがあり、むしろ長所になるのです。
――一方で、みんなと同じ、普通である方が楽だという考え方もありますね。
リト: 僕も障害がわかってから、「普通って何だろう」とさまざまな視点で勉強をしました。そうしたら、今まで見えなかった世の中の人間のタイプがいろいろ見えてきました。人の話をあまり聞かない母とか、ちょっとしたことですぐムッとする父とか、いろんなところにその人の凹凸があります。それぞれ違って、世の中には普通な人なんていません。だから、普通になろうとするのが一番ムダなことだと思いますよ。