なんだか最近、ブログの毛色が違って来ておりますね(^◇^;) 
クロダイの本格シーズンが待ち遠しいです。

今回もベイトリール記事です(笑)

自分の1番気に入っているベイトリール
『アブガルシア REVO ALT-HS』
純正オプションのレボMGX シャロースプール(8lb 100m)を入れてます。

発売は確か2012年
第三世代のレボシリーズで、遠心ブレーキ採用モデル。

上位モデルに メインボディー素材が違う、REVO MGXというのがあります。
ALTはアルミ製(AL)
MGXはマグネシウム合金製(MG)
軽さのMGX
剛性のALTといったところでしょうか?
ギアも耐久性が高いブラス製を採用(ALT)
MGXは軽量の超々ジュラ製

ワタシはボディー剛性を重要視するので、常にアルミ製ボディーを好んで購入します。

そんなことで、自分のALTは10年近く経った今でも全くヘタっておらず機関良好♬

さらに、基本コンポーネントが同じでマグネットブレーキ仕様のREVO LT系(LT、LTX、LTZなどなど)があり、ベイトフィネスリールと先駆けとなったリールだと私は認識しております。
今でも愛用者が多く、旧型とは言え、まだまだ性能は一線級!!
当時はカッイイ!と思っていたのですが、今見ると、少しモッサいデザインと感じてしまうところがちょっぴり残念。

上記のリール達は共通してスプールが軽いんです!(シャロースプール&スーパーシャロースプール)
今までスピニングタックルでしか投げようと思わなかったようなプラグも投げられちゃうんです!
当時、ドキモを抜かれた記憶があります。

おっと、脱線してしまいした(笑)

最近めっきりベイトリールいじりが日課で、


ロキサーニを改造した際、あれこれホームページでアブのリールを調べていたら、アブガルシアの現行機種で遠心ブレーキモデルは2機種のみ。
(やっぱマグブレーキが人気のようですね)



なんとこの2機種の遠心ブレーキ、IVCB4、IVCB6からさらに進化を遂げているようです!

『IVCB-6L
この L が肝です! 


上記2機種が採用しているブレーキパーツIVCB-6Lはたブレーキブロックのロック機構が追加されてます。
もともとアブの遠心ブレーキモデル(IVCB)はボディー外側のダイアルでブレーキ力の調整可能です。

ただ、残念なことに、内側のブレーキブロックの数を調整することが出来ませんでした。
(シマノのSVSインフィニティは外部ダイアルに加えて内部のブレーキブロック作動数を変更できます)

アブさん、ナイスです!!

で、コレを自分の愛機である旧レボALT-HSにつけてます!
同じ33mm径スプールなので多分つくでしょう♬
これこそが、アブを愛してやまないところです(笑)
スプールが回転すると遠心力でブレーキブロックが起き上がります。
IVCB-4はロック機構が無いので、付いるブレーキブロック全部が機能します。

ワタシの場合、ブレーキブロックを2〜3コにしてます。
悩みどころですが、
2コはPEラインなどスプール総重量が軽くなる&投げるルアーの空気抵抗が少ない場合。
3コがアンパイですが、意外にこのブレーキ、効きが強いです。
ブレーキブロックのロック機構がないので、釣り場でこの調整が出来ないのが悔やまれておりました。
やはりロック機構のアップデート良いですねー♬


サイドプレート側のブレーキプレートにブロックが擦れてブレーキか掛かる仕組みです。
物理的に作動するなんとも古典的なブレーキシステムですが、
スプール回転速度に応じてブレーキ力が変化。
バックラッシュしやすい、キャスト後すぐのMAX回転になる立ち上がり時に強くブレーキが掛かる。
そして後半はブレーキ力が落ちる。
実に素敵なブレーキシステムだと思います。

前置きが長くなりました。
それでは IVCB-6Lに改造します。
まず必要なパーツです。

1452904 BRAKE WEIGHT HOLDER
1452905 BRAKE WEIGHT ARM
1252045 BRAKE WEIGHT(K)(1PIECES) =25820

※ブレーキアームとブレーキウエイトは、付けたいブレーキブロック数をそれぞれ購入してください。(最大で6個付けられます)

IVCB-4 ブレーキユニット外し方

写真のマイナスドライバーの先にブレーキホルダーの窪みがあります。

そこに精密マイナスドライバーを入れて、スプールに傷が付かないように、ブレーキホルダーを引き剥がします。

取り外し完了です。

あとは組み立てるだけ!
こちらは説明不要でしょう♬

IVCB-6L装着完了
ブレーキブロックを3つにしました。
アームがL字に曲がっている外側に少し出っ張った『ミミ』があります。
それを『カチっと』とブレーキホルダーの爪よりも奥に入れるとロックされます!

↓一つブレーキブロックをロックさせてます。
これで、状況に合わせて調整可能となります。
外側のダイアルと併用して、さらに細かい調整が可能になります♬

ブレーキブロック重量
3コで0.11g
かなり軽いです!
マグネットブレーキ用のスプールに付いているプレートより軽いですね。
ロック機能があるので6コつけちゃうのもアリだと思います。

【インプレ】
ブレーキブロックを3コ付けて、キャストしてきました。
結果は全く問題無し!!
良い感じです。

やはり遠心ブレーキは良いですね♬
アブのIVCB遠心ブレーキはあまり評価されてない気がしますが、ワタシはコレが1番だと思ってます。

先日改造したロキサーニ改 なんちゃってLX992Z よりも、この『REVO ALT』の方が好みですね。
結局、いつものパターンです(笑)

遠心ブレーキは軽い力でのキャストでかっ飛んで行くんです。
力を入れたキャストの飛距離はマグも遠心ブレーキもさほど差がないと思いますが。。。
ただ、マグブレーキの圧倒的なバックラッシュしない安定感は凄いですね。
まぁ、釣る為の道具と考えればマグブレーキの方が実用的です。
ただ、扱う楽しさは断然、遠心ブレーキですね♬

ロキサーニ改 LX992Zの遠心ブレーキ化を試みたしたが、失敗しました。
ロキサーニのベアリングハウジングのままだとスプールと干渉してダメ(涙)
レボEXDかLX992Zのベアリングハウジングが必要そうです。
また出費が嵩みます(^◇^;)

ではでは