日本バレエ協会の公演で《眠れる森の美女》を見に行った。
Kバレエの元プリンシパル松岡梨絵がオーロラ姫を踊るので、前から楽しみにしていた。
出産を機にKバレエを退団した後に、今ではフリーで復帰されて、いろんなバレエ団にゲストプリンシパルで主役を踊っている事は知っていたが、なかなか日程が合わずに行けなかったので、復帰後、初の観劇となった。
有名なローズアダージョも優雅に、まったくぶれずに完璧に美しかった。
ほどよい緊張感の保ち方も好感が持てた。
デジレ王子役の橋本直樹はKバレエのファーストソリストで、技術的にも演技的にもプリンシパル級に踊れる人だと思った。
ジュテの滞空時間も長く、空中で止まっているように見えるし、フェッテも踵を付けずに5回転はクルクルって回ってた。ドゥーブルのトゥールアンレールも連続で軽く決めて行くのは圧巻だった。
2人のグランジュテも、夢でも見てるかのように滑らかで、リフトもふわっと自然と上がって、本当に美しかった。
他のソリストでは青い鳥役の酒井大が、素晴らしかった。
ブリゼを交互に決めて行く非常に難しいとされる振付も簡単に演じて、全体的に、主役級の演者が青い鳥役を踊ってくれるのは嬉しい。
コール・ド・バレエも、レベルが高く、幻想的に綺麗なシーンも、舞踏会でのゴージャスなシーンも、とても楽しめた。
演奏は、序盤でチューバの独奏が、あれれれ、と思う箇所があったものの、他は音の強弱のメリハリがしっかりして、とても良かった。
指揮:アレクセイ・バクラン
演奏:ジャパン・バレエ・オーケストラ
オーロラ姫 松岡梨絵 デジレ王子 橋本直樹 リラの精 平尾麻実 カラボス 敖強 フロリナ王女 今井沙耶 青い鳥 酒井大
指揮:アレクセイ・バクラン
演奏:ジャパン・バレエ・オーケストラ
