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国立歌劇場でオペラ《マノン・レスコー》を観てきた。
平日のソワレなのに、満席の人気の演目。

マノン・レスコー役のスヴェトラ・ヴァッシレヴァは美貌のソプラノ歌手で、声にも深みがあり、声量も良くて、聞き応えがあった。

デ・グリュー役はグスターヴォ・ポルタ、こちらは醜男。イケメンの役のはずなのに、見た目で、かなり損をしている事は否めない。
声は甘美なテノールで、音色豊かな通る良い声なんだが。
どちらがジェロントか分からない。

レスコー役はダリボール・イェニス、精悍な雰囲気の人で、見た目だけなら、デ・グリュー役にピッタリなんだが。

ジェロント役に妻屋秀和、エドモンド役に望月哲也。

ピエール・ジョルジョ・モランディ指揮による東京交響楽団。
いつも、この楽団のピットは、あまり感心した事が無かったけれど、今回は、とても良い演奏だった。
金管に、やや難を感じるものの、音程や調和は良かったし、木管のパートは、とても美しかった。
総合的に、合格点の良い演奏が聴けた。

演出はジルベール・デフロ、装置や衣裳はウィリアム・オルランディ、照明はロベルト・ヴェントゥーリ、
ロココ時代のバカバカしい衣裳が、とても面白くセンス良かったし、二幕目のベッドルームのシーンや最終幕の荒野のシーンは、よくここまで低予算で、表現したなーと、感心させられた。
最終幕での青い照明は印象的だ。
一幕目の舞台セットは、ちょっと、お粗末な感じがしてしまったが。
全体的には好印象の演出だった。

4年前にチケットを取っていたのに、震災の影響で休演してしまって、楽しみにしていたのに、残念だったが、改めて見に来れて、本当に良かったと思う。

良い舞台だった。