
日本初演となる。
音楽 : マルク=オリヴィエ・デュパン
振付 : ジョゼ・マルティネス
衣裳 : アニエス・ルテステュ
照明 : アンドレ・ディオ
初演 : 2008年 パリ・オペラ座ガルニエ宮
指揮 : ジャン・フランソワ・ヴェルディエ
管弦楽 : シアター・オーケストラ・トーキョー
ガランス ; アニエス・ルテステュ
バチスト : ステファン・ビュリオン
ルメートル : カール・パケット
ラスネール : オドリック・べザール
ナタリー : メラリー・ユレル
エルミーヌ夫人 : GHYSLANE・REICHERT
モントレー伯爵 : YANN・SAIZ
今回は、配役が決まる前にチケットを買ってしまったので、イザベル・シアラヴォラのファンなので、シアラヴォラのガランスが見たかったな~と、ちょっと後悔。
ルテステュは、綺麗だし、技術も演技力も、申し分がないけれど、正直、好きにはなれない。
どうしても、アスリート然とした雰囲気が出てしまう。新体操かフィギュアの選手のような雰囲気。ドラマティックバレエの退廃的な優雅さや気品が、感じ取れない。
でも、ステファン・ビュリオンのバチストは、すごく良い配役だと思う。役に合っている。
開演前から、オペラ座のダンサーがホワイエでパフォーマンスをしていた。
天井桟敷の人々は、名映画として、残っているが、見たことは無い。だが、話しのあらすじは知っている。
それに、マチュー・ガニオとイザベル・シアラヴォラのペアは、テレビで見たことがあったので、まあ良いかな。
始まると、音楽や衣裳に目を引く。
とても面白い音楽で、変奏も良く効いている。
踊りも上手いし、難しい箇所が多いが、正直、大して面白い振付だとは思わなかった。
話しのあらすじは追いやすく出来ているけれど、もっとスカッと踊るシーンがあっても良いかな。
オーケストラ・ピットと別に、舞台の上にピアノやヴァイオリンのソリストがいたりと、かなり演出や音楽に凝っていた。
幕間は、ホワイエの大階段で、劇中劇の一部を踊る。なんとエトワールのカール・パケットが目の前で踊ってくれる。
けれど、ここは、2500人の大劇場なので、人だかりで、ほとんど見れなかった。写真は撮り放題だけれども・・・。これがガルニエだったら、もう少しゆったり見れたんだろうけど、仕方ない。
幕間も、生演奏だった。
幕間が終わって、客席に戻ると、すでに幕が開いていて、バレエ教師がいてレッスン風景となっていた。
レッスンは30分くらい続いていた。スカッと踊ってくれるので、すごく綺麗なピルエットやグラン・ジュテが、たくさん見れた。カール・パケットも踊ってくれた。コール・ド・バレエの一体感も綺麗。
物語先行に作ってしまったので、観客を飽きさせないため、また満足させるためのシーンなのだろうけど、それならば、ちゃんと劇中に踊るシーンを増やせば良いじゃないかとは思ってしまった。
レッスン風景を見た後に、また、劇に戻る。
最後はルテステュが花道のように平土間席の観客席通路を歩いて、幕が下りる。
カーテンコールが延々と続いた。
振付を担当したジョゼ・マルティネズもカーテン・コールで出てきた。まだバリバリで踊っていた頃から、それほど月日も経ってないし、まだ見た目も若く見える。眼鏡かけていたんだ、ちょっと意外だった。観客側からは熱烈な反応だった。
うーん。それなりに面白かったけど、ちょっとな~。
もっと良い作品を持って来て欲しい。