
浅草橋にあるアドリブ劇場で劇団‘東京SaVannaT's’の3回公演《法王庁の避妊法》を見に行った。
友人が出演しているので。
浅草橋と言うところは、よく観光客が浅草と勘違いして電車から降りてしまい、「あそこは何も無いよ~」と、よく言われた。
ずっと東京で生まれ育っているのに、行くのは初めてだ。
実際に行ってみると、下町特有の食事処もあるし、久月を初め、お人形屋さんがたくさんある。造花屋さんやアクセサリーの材料屋さんや、ホビークラフトのお店もたくさん。
観光地では無いけど、面白い町だと思った。
職人さんの多い町と聞いた事がある。
劇場は雑居ビルの一階、70人くらいが入る芝居小屋。
客席の面積は12畳ほどだろうか?
小さな芝居小屋である。
《法王庁の避妊法》と言う脚本は、もともと有名らしく、非常に良く出来た脚本で楽しく見ることが出来た。
登場人物の個性も際立っていた。また演技をする側も、その強烈な個性を汲み取ってコミカルに演じていた。
女性4人の名演は、すごく良い味を出していた。
男性の演技は、ややばらつきがあるが、主人公と、その助手役は良かったと思う。
ドタバタのコメディなんだけれど、シリアスな場面では考えさせられたりと、深い作品だった。
舞台演出も衣裳も時代を反映していた。少ない予算で、リースなども利用しているのだろうが、あそこまでそろえるのは一苦労だったと思う。
そして何より照明の使い方がとても良かった。
一流劇場の下手糞なプロの照明デザイナーに、「照明とはこう使う物なんだよ」と、お説教できるくらい上手い使い方だった。
光の色相環を、よく勉強している人だと思う。
友人が出ているとかを抜きに考えても、とても良い舞台を見る事が出来た。
アドリブ劇場
劇団‘東京SaVannaT's’
3回公演《法王庁の避妊法》
CAST
荻野久作 : 千頭和直輝(演劇ユニット「クロ・クロ」)
古井半三郎 : 松本英明
高見詠一 : 大寄正典
野村佐吉 : 廣岡篤(ナンブケイサツ)
荻野トメ : 松浦姫
野村ハナ : 藤本かな子
津島より子 : 柳瀬英理子
酒井キヨ : 岩田美奈子
STAFF
脚本 飯島早苗
演出 藤本かな子
照明 山内裕太
音響 平石裕樹
制作 岩田美奈子