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天王洲にある天王洲銀河劇場で、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル《スリル・ミー》を見てきた。
ミュージカル好きの知り合いに勧められて。

登場人物は男性2人だけ。
音楽はピアノのみ。

さすがオフ・ブロードウェイ。
正統派ブロードウェイとは、全然違う。

舞台セットも、とくに無い。

正確には、何人かの登場人物は出てくるけど、
演技するのは2人だけ。

男性2人のキスシーンがあったり、内容が内容だけに、観客の99%は女性だった。
腐女子とか?

今回はダブルキャストならぬ、カルティブルキャスト。4組もある。

前に、ミュージカルで見た事のある俳優が良いなと思って、田代万里生の出演するペアにした。

演技、歌唱力ともに、新納真也の方が、良い味出して、すごく上手かった。
田代は、まだまだぎこちなさが出て、役になりきっていないな~と感じてしまった。
ピアノは、すごく上手くて感心しながら聴いた。

脚本の内容があまりにも強烈で衝撃的で、なかなか凡人には創作出来ない秀作だと思う。
まさか放火からエスカレートして、10歳の少年を殺す猟奇殺人にまで至るなんて・・・。そして究極の結末。
音楽も素晴らしく、始終ピアノだけの演奏なのに、すごく迫力がある。
照明の使い方も良い。
それに劇場が小さめだからか、臨場感もすごい。

これは、良い舞台だったな~。
万雷の拍手喝さいと、まさかのスタンディング・オーベーション。
平日マチネのミュージカル日本公演で、スタンディング・オーベーションは初めて出くわしたかも。
これは、女性では無くても、男性でも楽しめる秀逸な作品だと思った。


私役:田代万里生
彼役:新納真也

ピアニスト:朴勝哲

原作・音楽・脚本 STEPHEN DOLGINOFF
演出 栗山民也