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NHK交響楽団Aプログラムで、マーラーの交響曲第8番《一千人の交響曲》を聴きに行った!
今年はマーラーのメモリアルイヤーで、没後100年になるらしい。一千人の編成なんて、こんなメモリアルイヤーでないと聴けないもんね。

字幕も付いていたし、プログラムにも訳文が載っているけど、キリスト教の歌詞なので、内容は良く分からい。なんだか神を称えている歌。
多分、第一部はラテン語で第二部はドイツ語だろうか?合唱付きである。

プログラムによると、初演時の演奏者は1030人だったらしい。
今日の編成が何人いるかは分からないけど、たしかに合唱だけで300人くらいはいそうだった。

交響曲と冠しているので、普通なら第四楽章まであるものだが、第一部と第二部しか無い編成だ。

交響曲なのに、パイプオルガン、ピアノ、グロッケンシュピール、ハープ、ハーモニウム、マンダリン、タムタム、など、交響曲では一般的には使われない楽器も多々ある。
見える部分だけでなくバンダ(舞台袖の事)にも相当数の楽器を配して奏でているようだ。

つまり、交響曲とあるけど、かなり変則的な内容。

第一部は、パイプオルガンの音で始まり、合唱の迫力に、とにかく圧倒される!
なんだかスゲー!!って感じ。
合唱のボリュームが大きすぎて、楽器の音まで気を配って聴けないくらいだった。

第二楽章になると、始めは合唱は少し休憩で、木管や金管のソロパートに、弦がピッチカートをする感じで、ボリュームもやや小さくなる。その後、合唱が初まって、弦楽器もだんだんメロディーを弾き始める。ソロ歌手も、大活躍でテノールとバリトンの二人が特に良かった。ドラマティコの甘い声で、声量もあって、なかなかの美声。女声ソロは際立って良い歌手はいなかったけど、悪くはなかったと思う。
そして最後は、ほとんどの楽器と合唱が大ボリュームを奏でて圧巻のうちに終わる。

初演は、大成功を収めたそうだが、現在では、あまり高い評価を得ておらず、また楽器編成が変則的かつ大人数が必要なため、めったに上演される事が無いので、貴重な公演。

マーラー自身は集大成として、一千人の交響曲を、多大なる評価をしているそうだ。

一般的に、あまり高い評価がされないのは、いろんな意味で頷けるけど、また上演する機会があったら、ぜひ聴きに行きたいと思った。

この大迫力の演奏は圧巻で良いし、N響の演奏は、管楽器を含めて、すごく良い演奏だった♪

昇天してしまうくらいの音楽だったな~。
終わると1時間半も聴いていたとは思えないくらい、時間が経つのが早かったな~

~マーラー没後100年~
マーラー/交響曲第8番 変ホ長調『一千人の交響曲』
?賛歌『来たれ、創造主である聖霊よ』
?ファウストの終幕の場

指揮 シャルル・デュトワ
ソプラノ エリン・ウォール
ソプラノ 中嶋彰子
ソプラノ 天羽明恵
アルト イヴォンヌ・ナエフ
アルト スザンネ・シェーファー
テノール ジョン・ヴィラーズ
バリトン 青山貴
バス ジョナサン・レマル
合唱
東京混声合唱団(合唱指揮/松井慶太)
NHK東京児童合唱団(合唱指揮/加藤洋朗)

ゲスト・コンサートマスター ダンカン・リデル