牧阿佐美バレエ団で《ラ・フィーユ・マル・ガルデ》を見た!
直前になって伊藤友季子がケガが全快しないために降板し、青山季可が登板した。
伊藤友季子も頑張ってるに申し訳ないけど、
直前になって伊藤友季子がケガが全快しないために降板し、青山季可が登板した。
伊藤友季子も頑張ってるに申し訳ないけど、
至極個人的に青山季可と菊池研のペアだったら、迷わずチケットを取っていたのにと思っていたオイラには願ってもない幸運だった。
まだ残席もけっこうあったので、4日前でもかなり良い席に座れた♪
リーズの結婚、または仏題のままラ・フィーユ・マル・ガルデ、
仏題をそのまま和訳すると(監督不行き届き娘)と言う意味らしい。
簡単なあらすじ
裕福な農園の娘リーズは、本命彼の若い農夫コーラスがいるのに、母シモーヌから金持ちのぶどう園主トーマスの息子アラン(頭が弱い)と結婚するようせまる。
いろいろとゴタゴタが起こるけど、最後にはシモーヌも折れて、リーズとコーラスは村人に祝福されながら、結婚式を挙げ幕となる。
初演は1784年のフランスはボルドー。フランス革命の年だ。
フランス革命の年が、裕福とは言え庶民の農民を舞台にしたバレエの初演年と重なるのは偶然では無いだろう。それまで貴族や王族中心だったバレエに一つの転換期、つまり市民階層による台頭を表している気がする。
その後、フランスで大きくバレエは花開くが、19世紀後半になると一旦停滞する。
フランスで、またバレエが盛んに演じられるのは、20世紀に入り、ロシアバレエ団バレエ・リュスの一大センセーショナルを待たなければならない。
今回、見たのは現在最もポピュラーな1960年、英国ロイヤルで蘇演された、フレデリック・アシュトンによる振付。
1784年の初演の作品がどういった物かは分からないが、ポワントすら確立されていない時代のバレエを現代人が見ても、恐らく古典的過ぎてつまらないだろう。
アシュトン版による蘇演で、特徴的なのがリボン。
主演二人がパ・ド・ドゥの時に日本風に言えばリボンで、あやとりをして田んぼを作る。
さらに、8本のリボンの片方をリーズが持ち、もう片方を女友達が持ち大舞円を描き、取り囲んで、踊るシーンがある。
リーズがパッと手を離して、そこにコーラスが駆け寄りリーズをリフトする。
とても印象的なシーンである。
リボンを編んで出来た複数の×はリーズの女友達が二人にキスをするようはやし立てているとも思える。
パ・ド・ドゥで田んぼに出来た×も、キスを表していたのかもしれない。
そして、後半のアダージオの優雅で繊細で可憐なパ・ド・ドゥ、これはすごい!
ピルエットやフェッテの安定した技巧。アントルシャの美しさ。
アラベスクでのプロムナード。
とても難しい超絶技巧を軽快に踊る二人は、期待以上で、すごかった!
まだ残席もけっこうあったので、4日前でもかなり良い席に座れた♪
リーズの結婚、または仏題のままラ・フィーユ・マル・ガルデ、
仏題をそのまま和訳すると(監督不行き届き娘)と言う意味らしい。
簡単なあらすじ
裕福な農園の娘リーズは、本命彼の若い農夫コーラスがいるのに、母シモーヌから金持ちのぶどう園主トーマスの息子アラン(頭が弱い)と結婚するようせまる。
いろいろとゴタゴタが起こるけど、最後にはシモーヌも折れて、リーズとコーラスは村人に祝福されながら、結婚式を挙げ幕となる。
初演は1784年のフランスはボルドー。フランス革命の年だ。
フランス革命の年が、裕福とは言え庶民の農民を舞台にしたバレエの初演年と重なるのは偶然では無いだろう。それまで貴族や王族中心だったバレエに一つの転換期、つまり市民階層による台頭を表している気がする。
その後、フランスで大きくバレエは花開くが、19世紀後半になると一旦停滞する。
フランスで、またバレエが盛んに演じられるのは、20世紀に入り、ロシアバレエ団バレエ・リュスの一大センセーショナルを待たなければならない。
今回、見たのは現在最もポピュラーな1960年、英国ロイヤルで蘇演された、フレデリック・アシュトンによる振付。
1784年の初演の作品がどういった物かは分からないが、ポワントすら確立されていない時代のバレエを現代人が見ても、恐らく古典的過ぎてつまらないだろう。
アシュトン版による蘇演で、特徴的なのがリボン。
主演二人がパ・ド・ドゥの時に日本風に言えばリボンで、あやとりをして田んぼを作る。
さらに、8本のリボンの片方をリーズが持ち、もう片方を女友達が持ち大舞円を描き、取り囲んで、踊るシーンがある。
リーズがパッと手を離して、そこにコーラスが駆け寄りリーズをリフトする。
とても印象的なシーンである。
リボンを編んで出来た複数の×はリーズの女友達が二人にキスをするようはやし立てているとも思える。
パ・ド・ドゥで田んぼに出来た×も、キスを表していたのかもしれない。
そして、後半のアダージオの優雅で繊細で可憐なパ・ド・ドゥ、これはすごい!
ピルエットやフェッテの安定した技巧。アントルシャの美しさ。
アラベスクでのプロムナード。
とても難しい超絶技巧を軽快に踊る二人は、期待以上で、すごかった!
一幕目から、だんだんと後半につれ、技巧も難しくなっていった。
アシュトン版は、クラシックバレエを踏襲しイギリス的な演劇的な要素を挿入しながらも、独特な難しい振付も多いので、そんな振付を難なくこなしていたので、素晴らしいと思う。
そして、アラン役の上原大也も、すごく良かった。頭の足り無そうな滑稽な役柄で、変わった動きをしながら、美しくトゥール・アン・レールをするところなんかさすがだな~と思った。
シモーヌ役の保坂アントン慶も、良い演技して良かったな。
全体的にコール・ドやキャラクテールも美しく、さすが世界的プリマを輩出するバレエ団の公演。見に行って良かった!!
日本のバレエ団の躍進には、毎年のように驚かされる。
日本人は体型的にダンスール・ノーブルは難しいかもしれないが、技術で言えばトップクラス。
今回のコーラス役のような庶民の男の役なら、むしろ日本人のような体型の人間が演じる方が違和感が無いと思う。
東京ニューシティ管弦楽団の演奏も良かったし、ウォルフガング・ハインツの指揮も、自由に演奏していて、何一つ気になるようなところは無かった!
良い公演が見れた♪
牧阿佐美バレエ団
「リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ」
ウォルフガング・ハインツ指揮
東京ニューシティ管弦楽団
リーズ:青山季可
コーラス:菊池研
シモーヌ:保坂アントン慶
トーマス:本多実男
アラン:上原大也
アシュトン版は、クラシックバレエを踏襲しイギリス的な演劇的な要素を挿入しながらも、独特な難しい振付も多いので、そんな振付を難なくこなしていたので、素晴らしいと思う。
そして、アラン役の上原大也も、すごく良かった。頭の足り無そうな滑稽な役柄で、変わった動きをしながら、美しくトゥール・アン・レールをするところなんかさすがだな~と思った。
シモーヌ役の保坂アントン慶も、良い演技して良かったな。
全体的にコール・ドやキャラクテールも美しく、さすが世界的プリマを輩出するバレエ団の公演。見に行って良かった!!
日本のバレエ団の躍進には、毎年のように驚かされる。
日本人は体型的にダンスール・ノーブルは難しいかもしれないが、技術で言えばトップクラス。
今回のコーラス役のような庶民の男の役なら、むしろ日本人のような体型の人間が演じる方が違和感が無いと思う。
東京ニューシティ管弦楽団の演奏も良かったし、ウォルフガング・ハインツの指揮も、自由に演奏していて、何一つ気になるようなところは無かった!
良い公演が見れた♪
牧阿佐美バレエ団
「リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ」
ウォルフガング・ハインツ指揮
東京ニューシティ管弦楽団
リーズ:青山季可
コーラス:菊池研
シモーヌ:保坂アントン慶
トーマス:本多実男
アラン:上原大也