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9月7日は国立能楽堂の定例公演に行って来た!

狂言
《真奪(しんばい)》 大蔵流

シテ/太郎冠者:大蔵弥太郎
アド/主:善竹十郎
アド/通りの者:大蔵基誠


《芭蕉(ばしょう)》 観世流

前シテ/里の女
後シテ/芭蕉の精:観世喜之
ワキ/山居の僧:森常好
アイ/里人:大蔵吉次郎

笛・小鼓・大鼓・後見・地謡

狂言は昔のコントみたいなもので、現代人が見ても普通に面白くて笑える。笑いって普遍的なものだから、あれは外国人が見ても面白いものなのかもな~
主が通りの者を捕まえたのに、太郎冠者が縄で縛ると言って、間違えて主人を縛ってしまって、通りの者が逃げるシーンの滑稽なやりとりなんか、今でも通じるな。

お能の芭蕉は、松尾芭蕉の幽霊が出てくる話しかと思っていたら、舞台は中国の湖畔のお寺。
芭蕉は松尾芭蕉とは関係なく、植物の芭蕉の精。

僧侶の元に里の女が訪れ、お経を請う。しかし僧侶は断る。尚も熱心に女がお経を請うので、お経を唱えると女が消えてしまう。
不思議に思っていると里人が、それはきっと芭蕉の精だろうと言う。

芭蕉の精になった女が現れ、序の舞を披露し終曲。

始終静か。終曲部の序の舞も、儚い美しさ。序盤は動きもほとんど無かった。
個人的には最後は盛り上がる曲目の方が好きなので、ちょっと舞の迫力の無さにはガッカリだった。そこが評価されている曲目なのだろうけど。

金春禅竹の代表作だそうだ。