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松山バレエ団で森下洋子が主演の新『白毛女』を見に行った!

森下洋子と言えば、63歳の世界を代表するプリマバレニーナ、旦那の清水哲太郎も出演していて、ゴールデンコンビ。

60を過ぎても舞台に立つ世界的プリマは、マイヤ・プリセツカヤと森下洋子くらいだろう。

1度は森下洋子が観たいと思って行ったけど、正直、期待はずれ。

第三次改訂新演出とあるけど、ダンサーとしては高齢の森下洋子や清水哲太郎が踊れるようにしているのは明らか。
見せ場らしい見せ場は、トゥールを入れながらマネージュを1度だけ描いたのみ。それは高齢にしては素晴らしいマネージュだったと思う。

見せ場の振付を削ぐのは仕方ない事で特段思うところも無かった。

ひどいのは演出。
コール・ドなんかゴチャゴチャと出て来て汚いし、舞台セットや衣装は惨たらしいほどの安っぽさ。

音楽も50年以上前の共産主義下の中国人の作曲。
日中友好記念に作ったバレエだし、白毛女はもともと共産主義下の中国が創作したプロパガンダの話しなので、それも当然なのだけど。

話し自体は、悪い話しじゃないし、音楽も個性的と言うか、当時の中国で流行っていたようなメロディーで(人民体操?とか踊る感じの)、悪くは無いけど、音楽に中国語の歌が入っていて、それが字幕は無いけど、明らかに物語を説明するような歌。それも、ほとんどの音楽に歌が入ってる。

なんて邪道な。歌さえ無ければ、音楽に批判的な意見を持つ事も無かっただろうにな。

ちなみに音楽は、もちろん録音テープ。

うーん。日本のバレエを世界的なレベルに押し上げたプリマバレニーナの舞台だったのだから、有り難く見るべきなんだけれど、どうしてどうして。

つまらなかった~。

音楽は、坂本龍一に新たに作曲してもらって(いや、あの映画音楽を使い回しても良いか)、衣装と演出にお金かけて、コール・ドの並び方を変えて、振付も世界的なコリグラファーが改訂したら、また行っても良いかなー。

構想・構成・台本・演出・振付…清水哲太郎

作曲…厳金萱

出演…森下洋子・清水哲太郎・松山バレエ団総出演