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国立能楽堂の2月の普及公演、狂言『釣針』お能『田村』を見てきた!

友達と和服を着て行こうと話していたけど、あいにくの雨模様だったので、洋装にした。

国立能楽堂の普及公演はすぐに売り切れてしまうのでチケットを取るのが大変。
開演に着物の小母さんが解説してくれるので、ガイドブックを読まなくても安心♪

狂言の釣針のあらすじ
主人と太郎冠者が、恵比寿様のお社に、良い嫁をもらえるようお願いして、一晩をお社の中で明かす。

主人が夢の中で、恵比寿様が出てきて恵比寿様の釣竿で嫁が釣れる、とお告げがあったと言う。

お告げの場所に行くと、本当に釣竿があったと歓喜し、主人が自分の嫁を釣るのは恥ずかしいからと、太郎冠者に釣ってもらう。

この時の文句が
「釣ろうよ釣ろうよ。見目の良いの釣ろうよ。17・8才を釣ろうよ。」
と言うのが、なかなか滑稽で、場内からも笑いが起こる。

そして、能舞台から釣針を投げる仕草をして、橋掛りを渡り揚幕の奥に釣針を投げる。すると、顔を羽織りで隠した嫁がかかる。

次にお付きを5人釣ったり、太郎冠者の嫁も釣る。

主人と嫁達が奥に引っ込み、太郎冠者が羽織りで顔を隠す嫁に顔を見せてもらってびっくり。

とんだ醜女。
太郎冠者は思わず逃げ出すけど、追いかける醜女。
橋掛りを通って終演。

神様に変な事をお願いしたらダメって教訓かな。

『田村』は武将の坂上田村麻呂の霊に遭遇する霊験がテーマ。

東国の僧(ワキ)が都へ旅に出、桜の盛りの清水寺を見とれると、童子(前シテ)が箒でお掃除。お面と衣装が美しく、お能では幼いと言うだけで神聖なんだとか。

僧が寺の来歴を尋ねると、坂上田村麻呂により建立されたと語り、近くの名所も教える。

花の美しい香、月の清い光、春の一刻は千金に値すると、僧は感動するが、童子がなぜいるのか不思議に思えて身元を尋ねると、坂上田村堂に入った。

僧が法華経を読経すると、坂上田村麻呂が勇壮な面と衣装で現れ、武勇伝を語った後、太刀を取り入れた激しい舞を踊る。
音楽や謡いの怪しげな迫力と相まって、美しいこと妖しいこと。

そいて坂上田村麻呂は退場し、舞台が無に帰る。

幽玄の世界。

そう言えば、お能を見るのは久々だったけど、やはりすごい世界観の舞台芸術だなと思った♪

狂言【和泉流】
『釣針』野村祐丞

お能【田村】
『田村』上野朝義