



ベルリン国立バレエ団《シンデレラ》を見た!
ウラジーミル・マラーホフとポリーナ・セミオノワの共演が見れるなんて、絶対に行かねば!!
プロコフィエフの音楽は好きではあるんだけれど、バレエっぽくなくて、面白いと思いつつも腑に落ちないところがある。
共産主義下の旧ソの音楽なので、旧体制を批判する風潮があったらしく、チャイコフスキーのようなメロディックな音楽を書く事が許されなかった事が背景にあるらしい。
とは言え、あのマラーホフとセミオノワの共演は外せるハズもなく見る事に♪
振付・演出もマラーホフが担当している。
シンデレラの世界を現代のバレエ団に置き換えたあらすじ。
才能ある主人公のバレエダンサーがシンデレラ。彼女の才能に嫉妬する先輩に意地悪されている。
この先輩バレエダンサーの2人は男性が女性の格好をして演じ、トゥシューズをはいてキレイにポワントをするから驚いた!普通は男性はポワントの練習はプロでもやらないと思う。
これがグランディーバ(男性のコミックバレエ)のような位置づけで、会場からも笑いが沸き起こる♪
んで、なんと、このコミカルな女装した男性ダンサーの1人がマラーホフだったりする♪♪
シンデレラは夢の中で、往年のプリマや妖精に導かれ、王宮の舞踏会へ。
そこには、いじわるな先輩や、先輩をえこひいきする芸術監督、そして熱心にシンデレラに稽古をつけてくれるバレエ・マスターがいて、シンデレラは王子様とパ・ド・ドゥを踊る。嫉妬しながら見つめる先輩ダンサー達や芸術監督。
12時の鐘とともに目が覚める。
翌日、シンデレラのバレエ団に客演するスターダンサーが登場すると夢の中の王子様と瓜二つ。
そして、客演のスターダンサーは、シンデレラを相手役に選ぶ。終演。
セミオノワを発掘したマラーホフが、彼女自身をモデルにして創作したらしい。
話しや振付はメリハリがしっかりしているはずなのに、全体的に何かぼやけた印象を持ってしまった。なぜだかは分からない。
パドドゥやソリストの技術は高いけど、もっと見せ所があるし、コミカルシーンやマイムも良いけど、もっともっと優雅に踊って欲しいと思ったのが本音。
でもセミオノワと王子役のカニスキンは、良いコンビだったと思うし、ソロのパートも楽しめた。
演出の発想自体は良いと思うけど、振付に改善の余地はありそう。もともと短い曲目なので、踊るシーンは大切にして欲しい。
同じ内容だと、もう見に行かないかな~。
衣装も女性の衣装は、ロマンティック・チュチュでなのに、前の部分だけクラシック・チュチュになっていた。足裁きが見やすいようになんだろうけど、純粋にロマンティック・チュチュで良いじゃんと思った。
元旦にウィーン・フィルのニューイヤーのバレエシーンでも、こんな感じのチュチュをはいていたけど、そのときは変わったチュチュだなぁと思いつつ、特に気にとめなかったけど、ドイツ語圏バレエの流行りの衣装なのだろうか?
男性の衣装のほとんどがノースリーブだったのだけれど、ヨーロッッパの中でも屈強な部類のドイツ人達なので、バレエダンサーもマッチョなダンサーが多くて、ごつごつした印象を持ってしまい、男性ダンサーのノースリーブはシンデレラのストーリーにはそぐわない気がした。
音楽もややボリュームに欠ける気がした。
批判めいた書き方になってしまったけど、見る前の期待が大きすぎた反動であって、全体的には、それなりに楽しめた作品だ♪♪
1/15
ベルリン国立バレエ《シンデレラ》 マチネ
振付・演出 ウラジミール・マラーホフ
音楽 セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣装 ヨルディ・ロイク
照明 フランツ・ペーター・ダヴィッド
台本協力 セルジュ・オネゲル
指揮 ヴェロ・ペーン
演奏 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
シンデレラ ポリーナ・セミオノワ
ゲスト・ダンサー/王子 ミハイル・カニスキン
甘いモノ好きのバレリーナ ウラジミール・マラーホフ
アル中のバレリーナ フェデリコ・スパリッタ
元プリマ/仙女 ベアトリス・クノップ
音楽もややボリュームに欠ける気がした。
批判めいた書き方になってしまったけど、見る前の期待が大きすぎた反動であって、全体的には、それなりに楽しめた作品だ♪♪
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ベルリン国立バレエ《シンデレラ》 マチネ
振付・演出 ウラジミール・マラーホフ
音楽 セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣装 ヨルディ・ロイク
照明 フランツ・ペーター・ダヴィッド
台本協力 セルジュ・オネゲル
指揮 ヴェロ・ペーン
演奏 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
シンデレラ ポリーナ・セミオノワ
ゲスト・ダンサー/王子 ミハイル・カニスキン
甘いモノ好きのバレリーナ ウラジミール・マラーホフ
アル中のバレリーナ フェデリコ・スパリッタ
元プリマ/仙女 ベアトリス・クノップ