京都吉兆が経営難らしいー
原因は、船場吉兆の度重なる不始末による閉店でブランドイメージが傷つけられた事と、低迷する世界経済の影響を受け、売上ががた落ちしてしまった事である。

吉兆と言えば谷崎潤一郎の小説「細雪」で読んでから、興味が湧いて、三越のデパ地下のお弁当屋さんで購入してみたら…。

「美味しい♪♪」
銀座の歌舞伎座の中にも吉兆があったので、歌舞伎の幕間で食べたら、やっぱり美味しい♪♪♪

帝国ホテルやリーガロイヤルのお店では2~3万円もして高すぎるし、新橋のお座敷はうん十万円もする一見さんお断りのお店だから行った事ないけど、いつかは行ってみたい料亭である。

創業者の湯木貞一は、和食を芸術の域まで高めたとされ料理人として初めて文化勲章を受けた凄腕の料理人。フランス料理界のポール・ボキュースとも親交があるんだとか。

まさか、船場吉兆のような問題が起きて、それに加えて不景気で、吉兆グループ全体が傾くなんて、ほんの4・5年前なら、誰も思わなかっただろう。

赤坂には、20年ほど前までは200店舗以上の老舗の高級料亭が軒を連ねていたが、今ではほぼ全てが閉店に追い込まれた。
戦前は一部の政治家や成金や華族だけで成り立っていたが、戦後は高度経済成長とバブル経済に支えられいた。しかしバブルが崩壊してしまってからも気位の高さから経営方針を改めなかった事が閉店の原因だ。

吉兆も、このままでは先は短いだろう。
一般客のちょっとしたお祝い事の贅沢な気分でお食事など、プチセレブを楽しむ場を提供してお客を呼び込む等、今は変革期を迎えているんだろなー

先日、鎌倉の鶴岡八幡宮の千年の御神木「大銀杏」がほんの微風で無残にも倒れてしまった。
見た目と裏腹に実際には根がしっかり張っておらず、幹の中が腐っていたり空洞になっていた。

立っている時は、あんなどっしりした千年も立っている大きな木が、まさか倒れるだなんて、よもや誰も思わなかっただろう。

見かけばかり大きくどっしりして千年(老舗)の歴史があって表面的には綺麗にしていても、
根(従業員)や中身(経営陣)がしっかりしてなかったり腐っていたら、ちょっとした微風で倒れてしまうものなのだ。

これは全ての企業に言える事だけどね。
さくらややらJALやらトヨタやら…