ルキノ・ヴィスコンティ監督の1954年のイタリア映画《夏の嵐》を見た( ^o^)ノ

ヴィスコンティ監督の初のカラーフィルム作品だ♪
前出の1956年の《白夜》がモノクロフィルムだったのに、その2年前にカラーフィルムの作品を発表してるんやね☆

フランコ・ゼッフィレッリの名前も助監督としてエンドロールに載ってた(*^ー^)ノ

ヴィスコンティと言えば映画監督のみならず、オペラの演出家として名を馳せた芸術家で、《白夜》ではロッシーニの《セビリアの理髪師》の舞台が挿入されているし、本作の《夏の嵐》では、冒頭部分が歌劇場でヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》を上演しているシーンから始まる(^∧^)

挿入されている音楽も美しくて、調べてみたらブルックナーの交響曲第7番なんだとか♪
ブルックナーは苦手だけど、第7はちゃんと聴いてみよ!(^^)!

音楽の使い方が、すごく明瞭でいて叙情的で、なんだかストリングスの音色が、耳に心地よく残る感じがした♪
衣装も華やかでセンスが良くて、上品な感じが良かったなo(^-^)o

原作はカミロ・ボイドの短編小説《官能》♪
こういう退廃的な話しが大好きなんよね(笑)

時は1866年のヴェネツィア。伊墺戦争の真っ最中で、オーストリーに占領されたヴェネツィアの歌劇場から物語が始まる。

主人公のリヴィアはヴェネツィア人でセルピエーリ伯爵夫人。若くはないが、美しい貴婦人。

敵国のオーストリー軍の若いフランツ中尉に口説かれ道ならぬ恋に落ちる。

リヴィアは破壊的な恋に落ち逢瀬を重ねるが、壮烈な結末を迎え、夜のヴェローナの街で「フラ~ンツ」と叫びながら消えていくラストシーンが複雑な心情を誘う。

《夏の嵐》
1954年 イタリア映画
監督:ルキノ・ヴィスコンティ

助監督:フランコ・ゼッフィレッリ

助監督:フランチェスコ・ロージ

リヴィア・セルピエーリ伯爵夫人:アリダ・ヴァッリ

フランツ・マーラー中尉:ファーリー・グレンジャー

ロベルト・ウッソーリ侯爵:マッシモ・ジロッティ

ラウラ:リーナ・モレッリィ

娼婦クララ:マルチェッラ・マリアーリ

セルピエーリ伯爵:ハインツ・モーグ

配役も詳しくは知らない役者ばかりだけど、なかなか良い味を出していて、アリダ・ヴァッリの熱演はすごいね♪
年は取っても恋愛には無知な世間知らずの伯爵夫人が、少女のように若い中尉との恋に落ちる機微を、うまく演じていたヾ(≧∇≦*)ゝ