3月23日 神保町研鑽会 | 江戸流手打ち蕎麦 鵜の会

三寒四温を感じる季節になり

今年3回目の神保町研鑽会が行われました。

 

しかし、いつもの研鑽会と様子が違い

何やら賑やか目

何故かと言うと…

鵜の会以外のメンバーが沢山来ているからです花火


 鵜の会では創会以来

独自に段位認定制度を設け

20年以上も技術の向上と伝承を続けて来ましたキラキラ


この度、その枠を拡げ

鵜飼良平先生を師と仰ぐ五会派が集まり

新たに「鵜の一門会段位認定会」として開催することになったのですクラッカー

※【鵜の一門会】鵜の会、鵜合之衆、鵜蕎の会、二八の会、青山学舎の五会


その開催を控え

鵜飼先生と田中名人に一肌脱いで頂き

田中名人がデモ打ちを行い

そのそば打ちを鵜飼良平先生に解説して頂き一門のみんなで勉強させて貰うという

とても貴重な機会が実現しました。



 なにはともあれ腹ごしらえラーメン

鵜の会メンバーが打ったお蕎麦を

越前風おろし蕎麦とせいろ蕎麦にして

みんなでわいわいと食べ





いよいよメインイベントがスタート!

田中名人のそば打ちを
後ろから鵜飼先生が見守りながら解説
江戸流そば打ちの代表的技術

なんといっても2つ練り飛び出すハート

より早く心まで練りが出来る合理な技✨


一挙手一投足を見て、説明を聞き漏らさないようにと一門会メンバーが取り囲み
緊張感のある空気の中
デモ打ちと解説が進みます
流石は日本一を獲った名人

無駄が無く流れるようなそば打ちに

各工程の高い完成度

粋な所作に

非の打ち所がありません星


鵜飼先生からも

「流石名人!昔と変わりなく完璧なそば打ちだった」と講評がありました。


鵜飼先生、田中名人、ご協力頂き誠にありがとうございました流れ星
遠方からお越しくださった一門会のみなさまにも感謝致しますニコニコ
これがきっかけに鵜の一門会の交流が活発になり、益々一門会が盛り上がり末永く続いて行くことを願って止みませんにっこり

それでは一門会の段位認定会、合格目指してみなさん頑張りましょう!!



◤鵜飼先生◢

江戸そばの伝統を受け継ぐ「上野藪そば」三代目当主。

昭和48年、藪系列の店では最初に完全手打ちそばに切り替え、以来、業界の技術指導者としてご活躍中。下記、いくつもの要職を兼務

【主な経歴】

2000年 「東京都麺類協同組合」理事長に就任

2002年 一般社団法人「日本麵類業団体連合会」会長に就任

2005年 一般社団法人「東京都食品衛生協会」会長に就任

2010年 公益社団法人「日本食品衛生協会」理事長

     一般社団法人「日本蕎麦協会」会長

【主な受賞】

2003年 秋藍綬褒章

2015年 秋旭日中綬章