おはようございます。江戸散歩です。

 

来年のNHK大河ドラマは、久しぶりの平安末期から鎌倉時代設定で

北条家の物語です。タイトルは「鎌倉殿の13人」

 

 

 

ドラマ化が決まった事を知ったので、春の鎌倉から江の島までドライブしてきました。

実は戦国時代~江戸時代以外の歴史が得意ではないので

この大河でこの時代に何があったか学んでみたいと思っています。

 

 

最初に訪れたのはJR横須賀線北鎌倉駅の目の前にある円覚寺です。

円覚寺は鎌倉五山と呼ばれる臨済宗の寺院の寺格であり、鎌倉にある五つの禅宗のひとつです。

順位は第二位となっています。

 

では、階段上にある総門と呼ばれる門から入ってみましょう

 

 

 

 

 

 

 

山門

三解脱(空・無相・無願))を象徴するといわれ、

諸々の煩悩を取り払って涅槃・解脱の世界である仏殿に至る門とされています。

 

山門前に仁王立ちしているのは我が家の弁財天です。

 

 

 

 

山門内

 煩悩が取り払われたでしょうか?

邪念を振り払って先に進みます。

 

 

 

 

 

 

 白っぽい地層が横に走っています。

タモリさんなら直ぐわかるのでしょうけど素人の私には判りません。

神奈川に住んでいる人たちは地理の授業で聞いた関東ローム層は覚えているでしょう。

大昔、富士山が爆発した時の火山灰が何メートルも降り積もったそうです。

 

 

 

 

 

 うまいところに陽の当たっているとこを発見しました

 

柔らかくて脆そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 境内にはお堂以外にも仏像が置かれています。

物質好きにはありがたい対応です。

本堂などは、基本的に撮影禁止が多いので間近で見れるのはありがたいです。

 

 

 

 

 

 境内には、湧水を利用したと思われる池があります。

透明度が抜群なので鏡のように空が写り込みます。

 

円覚寺は、鎌倉幕府第八代執権の北条時宗が、二度にわたる元寇で死んだ敵味方の兵士を弔うために建立したものと

言われています。

北条縁の寺院でした。

 

 

 

 

 

浄智寺

鎌倉五山第四位です。

鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった折、

その菩提を弔うために1281年頃に創建されました。

こちらも北条家ゆかりのお寺です。

この階段の石は、自然石を並べたもので浄智寺の好きな景観です。

 

 

鐘楼門

唐様の鐘楼門は鐘つき堂を兼ねた山門で、1階には山門があり、

2階には花頭窓という花形の印象的な窓と梵鐘が下げられています。

 

 

 

 

 

次は極楽寺です。

建立したのは、北条義時の三男・重時。

重時は、執権を補佐する連署まで務めた人ですが、政冶に執着することなく、

出家してその邸に極楽浄土の姿を現そうとして大寺建立を思い立ち、

正元元年(1259)に造営を始めました。

北条家ゆかりのお寺です。

 

 

 

大きな百日紅の樹、満開の時に来てみたいです。

 

極楽寺駅周辺は、映画やドラマの撮影地でよく登場します。

最近では、海街diaryや最後から二番目の恋などがありますね。

 

 

 

 

 

成就院

以前は紫陽花がこの坂道に沢山植わっていましたが、現在は紫陽花の株が見当たりません。

数年前に訪れた時に、災害が起きた町に紫陽花を提供したと案内があったと記憶しています。

それと関係あるのですかね

 

鎌倉幕府、三代執権北条泰時が1219年成就院を建立。

1333年新田義貞の鎌倉攻めで焼失し西ヶ谷に移ったそうでが、1688年元禄元年江戸時代に

中興の祖祐尊により元の地に再建され、現在に至ります。 

 

 

江ノ島にやってきました

ヨットハーバーを見下ろすところまで上がってきました。

対岸は腰越漁港でしょうか。

 

オリンピックのヨット競技がここ江ノ島で行われます。

既に江ノ島への車両の進入規制が行われているそうです。

 

 

 

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は今から楽しみです。

この時代の歴史をドラマを通じて学んでいきたいと思います。

 

お付き合いいただきありがとうございました