おはようございます 江戸散歩です
坂戸の台湾 聖天宮散歩 3回目となりました
本殿の続き
撮影禁止なのでここまで
道教の狛犬はカラフル
3体の神々 御本尊・三清道祖
右から 道徳天尊 元始天尊 霊宝天尊
元始天尊は天地創造の神として万物の成立ちを司ります。
右手の印相は俗界の成り立ちを表し、左手の「払子(ほっす)」は人々の願いを与える意味があります。
三清道祖、三神の「倹、慈、謙」の「倹」を象徴し、なるべく物に頼らない生活を営むことは教えとなります。
道徳天尊は万物を導く「道」(タオ)を司る神様。
両手の印相は「道」への悟りを授与している様子を現しています。
老子として降臨され道徳を説いたとも云われています。
「三清道祖」三神「倹、慈、謙」の「慈」を象徴し、慈しみを持ち自分を愛するように他人を愛することを教えています。
霊寶天尊は万物に魂を授け、精神の調和を司る神様です。
右手には払子(ほっす)を持ち、魂魄の浄化、煩悩の掃蕩を表します。
左手には「討飯碗」(乞食が持つお碗)、神が持つことによって譲り合い、また謙虚であることの教えを表します。 HPより転載
柱にも金はくが施されています
香炉も金
柱の彫刻も素晴らしい
隣の客庁と呼ばれる部屋には道教の様々な家具などが展示されています
装飾が素晴らしい
大理石のような石を使った絵画風家具
これは確か屏風だと思います
再び本殿前へ
台湾から呼び寄せた一流の宮大工の真骨頂がこちらの「九龍柱」で、台湾の観音山で取れる高さ5mある観音石の一本柱に施された彫刻です。
ポーズがいけてます
鼓楼に入ります
立体感が肉厚な刺繍
聖天宮建て主は康國典大法師。 四十歳半ばにして不治の大病を患い、ご本尊「三清道祖」と縁起をもたれたのを期に一命をとりとめ、完治されました。 深謝の念と、何人にも神様のご利益にあやかれるお宮を建てたく建造の地を探していたところ、なんと生国の台湾ではなく日本国のこの地にとお告げを授かりました。 聖天宮の名、佇まいや方角もお告げがあり、当時、正面の道、最寄の若葉駅もなかった雑木林のこの地を一から整地し昭和五十六年より着工に至りました。 台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、十五年を掛け、平成七年に聖天宮を開廟しました HPより転載
紅壽燭・蝋燭
「陰鼓」の下で「陰」の力に打ち勝つ蝋燭を灯し、物事の順調と延寿を賜ります。 HPより転載
自動でどんどんと鳴らすようです
展望台になっているので聖天宮全体が見られます
本当に何てものを作ったんでしょうか
素晴らしいです
次回で最終回です