おはようございます 江戸散歩です



小堀遠州が作った名庭園、非公開なのが残念です
こんな素晴らしい庭園はもっと気軽に見たい気がしますし、
このまま非公開のまま本当に来たい人だけが見る

大勢の人が入ると庭園が荒れるかも知れません






庭園に付き物の灯篭です













大書院の前にも大きなしだれ桜があります
つっかえ棒で支えられている老木
このまま頑張って欲しいものです


来年はサクラサク季節に訪れる事にします












小堀遠州の孫・小堀政延が延宝3年(1675)に奉納
祖父の作った庭園に孫が奉納するなんてよっぽど小堀家とこの伝法院とは結び付きがつよいのでしようか

















大書院の縁側の廊下は広くて気持ちいいですね
障子戸の白さが眩しいです























最近、日本建築の建物に行く機会が増えています
派手ではないが照明の美しさ、木を生かした軒の美しさを見ると日本建築の良さを改めて感じます













書院造りの床の間には金をあしらった壁紙?が豪華さが出ていますね











和照明は明かりを通した時の色が好きです












伝法院は僧侶やご信徒さんの修行場なんですね
また、将軍家も立ち寄る由緒ある建物ですから、秘園とされていたのですね













石棺
本堂後方の熊谷稲荷にあった塚より出土したもの。凝灰岩製。浅草寺のご本尊さまご示現以前において、浅草の地に有力な豪族が住んでいたことを示している。  浅草寺HPより転載















藤棚の藤も来年まで葉をたくさんつけて日蔭を作るありがたい草木です











昭和初期のガラスは波打っています
日本建築で好きなものにこのガラスがあります
波打っていたり。気泡があったりと不思議な光景を見せてくれます

このガラスは現代では作れないそうで、大事にしてほしいです












特別出演・・・












藤棚には芸術的な植木があります
今、外国の方に人気があう盆栽、自然の樹木を曲げて美を追求する盆栽
私たちの世代以降は目を向けなくなった伝統を絶えてはいけませんね

あと、数十年したら盆栽やっているかも知れないです












南の方の植物ですかね
ちょっと、似合わないではないでしょうか








江戸散歩のブログで取り上げた浅草高層ビル建設にコメントなど頂きました
この件でTBSの噂の東京マガジンで今年1月に取り上げていたんですね
http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=231/episodeID=821031/



驚いたのが、台東区が標準の規制高さ36mを特例として53mを認めた事

それぞれの思惑と利権が絡むこの手の行政には残念でなりません


景観は地元の住民だけではなく、訪れた観光客にも景観については嫌悪感を抱くのは
避けられないことだと思います

反対住民・浅草寺との話し合いがもっと必要だったのではないかと思います