おはようございます 江戸散歩です

バラの咲く時期にいつも訪れる生田緑地に日本中の古民家を
集めた「日本民家園」があります

以前から気になっていたのですが、今回時間が取れたので行ってきました


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川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残す目的に、昭和42年に開園
した古民家の博物館です


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本館
本館1階は展示室があり、2階には事務室や研究室があります

展示室では古民家に関する基本的な知識を学ぶ事ができそうです


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開園時間には時間があり、生田緑地の苑内を少し散策してきました



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多摩丘陵の地形を生かしたこの地にこのような配置で古民家を展示しています

では、本館展示室へ入ってみましょう


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民家を作る際の道具が展示してあります 見た事無い斧があります


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この展示物が何のものか記録していないため判りませんでした 構造物が不思議な形です



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上棟式に使う儀礼道具です これは幣束と呼ばれるもので実際の大きさは展示物の倍の大きさです
一般住宅の上棟式はもう少し簡素なものになるんでしょうね


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土壁の模型
この模型は漆喰上塗り仕上げの壁を示したものです
上から順に小舞掻き、荒壁塗り、斑直し(むらなおし)、中塗り、漆喰上塗りの工程順を示しています

土壁ってこんなに手間がかかっているんですね 


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夜なべコーナーです
夜なべと言えば「母さんが夜なべをして、手袋を編んでくれた~音符」を思い出しますね

自給自足に近い民家の生活では、夜間の屋内労働は欠かせないものでした
一般的に農村の夜なべは、秋の彼岸から春の彼岸まで、夜の長い期間に行われたそうです

草鞋などはこの時期に大量に作っておき蓄えにしていたのでしょうね


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蓑(みの) 間近で見るのは初めて、時代劇では良く見ますが、この構造で雨が衣類に滲みて
こないのは不思議ですね
でも、水分を含んだ蓑は相当の重さでしょうね


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カマ神

土製や木製の面をカマ神とする竈(かまど)の神の風習は、宮城県から岩手県南部にしかない
独特のまつり方です。

火は古来から信仰の対象となっており、人々は火を扱う竈(かまど)を大切にしていました。
そして炉や竈の近くに神棚を設けて祭っていました。
東日本では竈神といい、西日本では荒神様または土公神と呼んでいますが同じものです。

台所の神様らしいですが、夜見たら怖そうです


展示内容を簡単に紹介しました 古来の日本木造住宅の生活風習がわかりましたでしょうか

それでは、古民家散策に行ってきます