“神のふたつの貌” | 江戸むらさき 野村オフィシャルブログ『Men's クラブ』powered by アメブロ

“神のふたつの貌”

いやぁ~、今回は読むの時間かかったなぁ~。


俺だけかと思って、レビュー見たら結構時間かかって完読した人多かった。


読み難いって訳じゃないんだけど…




あっ、先に紹介しますね。


今回は…


貫井徳郎の“神のふたつの貌”です。

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貫井徳郎と言えば、代表作も多いけど、中でも“慟哭”や“乱反射”がオススメです。


この“神のふたつの貌”の裏表紙を読むと、凄く面白そう。

一途に神の存在を求める牧師の息子・早乙女。彼が歩む神へと到ふ道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。


どう?どう?面白そうじゃない?


今回はキリスト教、面白かった“慟哭”も宗教へのめり込んでいく男の話。


かなり期待しながら読み進めてったんだけど…



まぁ~進まない…。


とにかく主人公・早乙女の神への信仰の話が多い。

信仰はしているが、神を感じる事が出来ない!ってのが延々と続く。


全能者、絶対者、超越者と三章あって、これが叙述トリックとなってて、引っかかる部分が多いから期待しちゃうんだけど、どーも不完全燃焼なんだよね。


もっと綺麗に回収して、納得いく仕上がりになってると思ってたから、ちょいと期待外れでした。


まっ、貫井徳郎の代表作の数々にこれが挙がってこないって事は、そうゆう事なんでしょ。



よかったら、読書の参考してください。