とある割引券。 | 江戸むらさき 野村オフィシャルブログ『Men's クラブ』powered by アメブロ

とある割引券。

今日のブログはまず一枚の画像を見ていただきましょう。


その画像というのはコチラ。


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一見、何の変哲も無い、今日の俺の昼飯。


今日って言うか、週3くらいでこの昼飯。


事務所の近くのコーヒー屋で買ったアイスコーヒーと卵サンド。



今日は、そんななんでも無いいつもの風景でのお話。


昼過ぎのネタ作りの為、目黒の駅を降りて事務所に向かう。


天気もイイし、気持ちの良い午後だったからこのまま湘南辺りまで散歩に行こうと思ったが、現実的では無いと判断し、コーヒー屋へ立ち寄る。


ここでアイスコーヒーと卵サンドをテイクアウトするのが、俺の習慣。


コーヒー屋に入る時、俺の前には30歳手前位の清潔感のある女性。


ほぼ同じタイミングでコーヒーに入店。


その女性はカウンターでコーヒーをテイクアウトで注文。


その間、たまには卵サンドじゃなくてツナサンドにしようかな?いや、ガッツリとハムサンドにしようかな?いやいや、やっぱり安定の卵サンドだろ…なんて考えながら、自分の番を待つ。


初志貫徹で卵サンドに決めた俺は、カウンターで女性が支払いを済ませるのを待つ。


女性はコーヒーの50円割引券を出し、店員さんに…


女“これ、使えますか?”


と問い、店員は…


店“はい、大丈夫ですよ!”


と答える。


はっはぁ~、そうゆうのあるのね!


俺もしょっちゅう来るから、そうゆうの欲しいなぁ~、なんて眺めてた。


すると、その女性が俺の方を見て…









女“良かったら、これ使ってください。”


と言って、50円引きの割引券、四枚綴りを俺に渡してくるではないか!


知らない女性に話しかけられる事に慣れてない俺は、軽くテンパり…







野“マ…マジですかっ⁈”


なんて、素っ頓狂な声を出してしまった。


するとその女性は、ニコッと微笑んで、コーヒーを持ち立ち去って行った…。



なっ…なんなんだっ⁈

知り合いでもない俺に、微笑みと割引券をくれたあの女性は⁈


優しいさと微笑みで、往復ビンタされたような衝撃!


ドギマギしながら、早速割引券を使って、しっかり50円割引された額を払い、ちゃんとお礼をしようと外に出た時には…



彼女の姿は無かった…。


えぇ~っ、こんなかっこいい割引券の渡し方あるっ⁈

自分は一枚しか使わずに、残りの四枚全部くれたのよ⁈

50円×四枚だから、200円くれたって事でしょ⁈

知らない男の人に!



こんな薄汚れた大都会・東京で、こんな薄汚れたオジサンに割引券を無償でくれて、今日の天気のような暖かい気持ちにさせてくれて、ありがとう!

見ず知らずの男前な素敵な女性!


この場を借りて、お礼をさせていただきます!


それにしても、なんでくれたんだろ~?


自分でも全く自覚は無いが…

もしかしたら…もしかしたら…








小さい声で“割引券イイなぁ…。”って言ってたのかなぁ?



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