“もぐら” | 江戸むらさき 野村オフィシャルブログ『Men's クラブ』powered by アメブロ

“もぐら”

かなりハイペースで読書感想文です!


まっ、今回読んだ本はサクサク読める本って事もあるんだけどね!


ではでは、今回も張り切ってご紹介しましょ~!


今回は…



矢月秀作の“もぐら”です。

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この“もぐら”俺の知ってるだけでも、シリーズで6冊出てて、おそらくかなり人気あるのではないでしょうか?


さて気になる内容はと言うと…






どストレートなハードボイルド小説です。

元々、警視庁組織犯罪対策部に所属していた主人公・影野竜司。

もう名前がハードボイルドでしょ?

名前に“影”と“竜”って、男臭が凄い!

で、ある事件で妻と娘を殺されて、10年後。闇社会で“もぐら”と恐れられるトラブルシューターになって過激な手段で様々な事を解決していく。

妻と娘が殺されて、挙句“トラブルシューター”なんて、謎の職業だかんね!


ハードボイルド道のど真ん中を、大手を降って闊歩する…そんな設定。


で、本の帯にもあるように主人公のもぐらが、とにかく強い!


素手でも平気で骨は折るは、ナイフで躊躇無く人は刺すは、ピストル、マシンガン、ショットガンでガンガン撃ちまくるわ…なかなかのメチャクチャ具合。


と言うのも、この小説に出てくるほとんどの登場人物が特殊なのよ。

ヤクザ、ギャング、チャイニーズマフィア、イランの麻薬組織、娼婦、薬漬けの高校生…


一般人とかは、ぼったくられるか、ボコボコにされるか、通りすがりか、って感じ。


だから、トラブルシューターが活躍するんだけどね!


渋谷の街を中心に、四つの勢力が麻薬を巡って争ったり、均衡を保ったり、壊滅したりするような内容で、もぐらがあっち行ったりこっち行ったり…。


ミステリーとかサスペンスとかじゃないから、悪者をやっつけるって意味ではスッキリするし、読みやすいんだけど、性犯罪とか出てくるとちょっと萎えますわ…。


まっ、結果的にもぐらがボコボコにするんだけどね。



男性の若者じゃない、俺らぐらいの年代の方にオススメです。


主人公のもぐらも、俺と同じ年くらいだしね!



よかったら、読書の参考にしてください。






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