Messi。 | 江戸むらさき 野村オフィシャルブログ『Men's クラブ』powered by アメブロ

Messi。

いやぁ~自然と帰り道も急ぎ足になっちゃうよね!




なんとなく笑みがこぼれちゃうよね!




こんな不景気な世の中なのに、世界中にアイラブユー言っちゃうよね!




ニヤニヤ…ニヤニヤ…。




え?なんでそんなにテンションが高いのかって?




いやいやいや、別にぃ~大した事じゃぁ~無いんだけどぉ~!




まっ、どーしてもって言うならばぁ~、まっ、言わない訳でも無いんだけどぉ~。




なら、言っちゃうよ!





なぜなら、俺のリュックの中に…






すげぇ美味そうな弁当が入っているのさぁ~!




タコ飯弁当ですよ、タコ飯!




Tako Messi ですよ!




今日の取材先のお弁当屋さんに貰ったんだけど、タコを煮た汁でご飯を炊き、そのご飯も普通の米ともち米を混ぜてて、みゃ~美味そう!




取材先の方に…




弁‘よかったら、タコ飯持っていってく…'




野‘イイんですかっ?!'





かなり食い気味に‘イイんですかっ?!'言ってやったよね!





そんなタコ飯を家でユックリ食べれると思ったら、そりゃ電車の中でもニヤニヤしちゃうわな!




周りの乗客も軽く引くほど、ニヤニヤしちゃうわな!




顔だけ見たら、完全に目の前の女の子の尻触り中…みてぇーなツラだからね!





そんなタコ飯を背中に背負いこんで、我が家に着く。




着ているジャケットも脱がず、手袋も外さず、ハットも被ったまま、リュックを開ける為、ユックリとクリップを外す…。




その姿は、初めて結ばれる彼女のブラジャーを外すかの如く、ユックリと優しく丁寧に…。




恥ずかしがらなくてイイんだよ…。



もうすぐキミと僕は一つになるんだ…。



タコと人間の僕が結ばれるなんて、人が聞いたら笑うかもしれない…。


でも、そんな事どうだってイイんだ!




僕は…




キミが欲しい…。





そう呟くと、リュックが開き、キミが姿を現す…。




感動の再会も束の間、キミの姿を見て、愕然とする…。




なぜなら…











軽く中身出ちゃってるしぃ!!!




俺と一つになる事に急ぎすぎ、ちょい出ちゃってるし!!!




ヤバい!ヤバい!ヤバい!




リュックの中に、旨味成分が溢れちゃうし!




衣装で着た豚皮のジャケットにタコの汁付いちゃうし!



豚とタコで、なんか新たに美味そうな料理出来ちゃ~かも!




こぼれ出たヤツは捨てて、あっ…捨てようと思ったら、米粒が手に付いて、タコがリュックの奥の方が入っちゃったから、取ろうと思ったら、手に付いた米粒がリュックの内側に付いて、それを取ろうと思ったら、さらにタコが見えないほど奥に入っていって……






ちくしょ~っ!!!!!




俺の思い描いていた未来と違うっ!!!




こんなんじゃなくて、明るい未来が俺を待ってたんじゃねーのかよ!!!





もう、めんどくさいから残りも食べない!!!











ウソぴょ~ん。