伝説の男。
ミョンボこと、後輩のななめ45°の岡安と秋葉原へ。
今回、秋葉原に来た理由は‘SDN48'を観に行って訳ですよ。
※SDN48ってのは、AKB48の仲間的なグループで、その中の何人かと知り合いで、今回招待していただきやした!
夕方にミョンボと秋葉原で待ち合わせしたんだけど、俺が先に着いちゃったから、一服出来る場所を探す…
がっ!
路上喫煙が禁止の千代田区とあって、なかなか見つからない。
秋葉原に来慣れてる風の人(通称・アキバ系)に聞こうにも、すげぇ自分の世界が出来ちゃってて、外部を寄せ付けないオーラを身に纏って、話し掛けづらい…。
こうなりゃ、ビラ配ってるメイドさんに聞こう!
きっと…
メ‘ご主人様、シガーでございますかにゃ?シガーが吸えないとプンプンになりまちゅから、う~ん?どうしまちょ~?アッ!よかったら、私めの手の平に灰を落としてくれてもよくりんこ!'
まぁ、ここまで言われたらドン引きするけど、喫煙場所くれぇ教えてくれんだろうと、声をかける。
野‘ゴメンね!タバコ吸える場所分かるかなぁ?'
メイドが振り返り、即答する。
メ‘分かりません。'
冷てぇ~なっ!!!
ちょっとニヤつきながら聞いた、俺のテンション返せやっ!!!
ツンデレの‘ツン'担当大臣かっ!
Give me デレ!!!
100℃近いタバコの先端を、萌々伊達メガネに押し付けたろかっ?!
ニーハイくれっ!
てな感じで結局、喫煙場所も分からず、ボーっと待ってるのも退屈だから、秋葉原の街をブラブラしたんだけど、あるのは…
メイド喫茶…
萌々アニメの店…
マニアックなエロDVD屋…
コンセント屋…
ちくしょ~。
コンセント屋以外、全部興味あるぜ…。
萌々のメイドさんのマニアックなアニメのエロDVD屋ねぇ~かなぁ~?
萌々に悶々としていると、ミョンミョンから秋葉原に着きましたの電話。
落ち合うと、ミョンボの第一声が…
ミ‘秋葉原も変わりましたねぇ…。'
気持ちわりぃ!!!
‘俺の街でした'を全面に押し出してんじゃねぇ!!!
何年か振りに港町に帰ってきた、トレンチコート着たの伝説の男気取りかよっ!!!
野‘お前のその感じはどうでもイイけど、まだ時間あるから、どっかで時間潰さね?'
ミ‘野村さん、どうしたいですか?'
野‘知り合いがゲームボーイやってて、ソフトが欲しいって言ってたから、買ってあげようと思うんだけど…'
ミ‘だったら、ここ真っ直ぐ行って二つ目の細い路地入ったら、右側に昔のゲーム置いてある店ありますよ!'
オォ~ッ!
ミョンボがトレンチコート着てるように見えてきた…。
ミ‘それより、隠れ家的な美味しい洋食屋あるから行きません?'
オォ~ッ!
伝説の男が街に帰ってきたぞ~っ!!!
言われるがままに、洋食屋に入ると…
ミ‘ビールいっちゃいましょう!ビール!'
レジェンドが言うなら、洋食屋でビール飲むのが秋葉原の流儀なんだろう…。
グビグビとビールを飲みながら、洋食を頬張る。
レ‘食べ終わってもまだ時間ありますねぇ~。分かりました!カフェ行っちゃいましょう!'
野‘秋葉原をバカにする訳じゃねーけど、メイド以外のカフェなんてあんの?'
レ‘まぁ~野村さんは黙って付いてきてくださいよ!'
この男の伝説の第二章が幕を開けるぞぉ~っ!
レジェンドの後を黙って付いていくと、洒落たオープンカフェが…。
レ‘食後のビールいっちゃいます?'
ビール・アゲイン!!!
早めの再放送!!!
食後のコーヒーでは無く…
‘食後にビールを飲む'
YO!これがリアル秋葉原スタイルDA!アァ~イェ~チェケラ!!!
そこでも流儀に従い、ビールを飲む。
そろそろ時間だって事で、会場に移動して席につく。
いやぁ~ミョンボが…いや、レジェンドが居てくれて本当によかった!
レジェンドが居なかったら、今頃ぼったくりメイド喫茶で100万円請求されてヒョエ~ってなってるのが関の山!
やっぱり昔、秋葉原の近所に住んでたとか、機械に強いとか、電車好きって事で秋葉原来る時は頼りになるわぁ~!
そんな風にレジェンドを見直しながら、SDNが始まるのを今か今かと席に座って待ってて、チラッと隣のレジェンドを見ると…
酔って寝てんのっ!!!