タンブラーヴァージン。 | 江戸むらさき 野村オフィシャルブログ『Men's クラブ』powered by アメブロ

タンブラーヴァージン。

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ついに長き沈黙を破って登場しちゃったね!




その名も…








‘タンブラー'




つい最近、スターバックスラテにハマった、かなり田舎者だった俺…。





が、しかしっ!!!





タンブラー持ってりゃ、シティ派丸出しっしよ!




スタバのカウンターに行き、バッグからサクッとタンブラーを出し…




野‘コイツにスターバックスラテちょーだい!'




店‘タンブラーですか?この人…………慣れてる!'




野‘やっぱり、地球の事考えると…タンブラーのがエコだしね!'




店‘この人、地球に優しくできるって事は、女性にも優しいはず…。'




野‘ほら、聞こえない?






地球の泣き声が…。'






店‘私のうずいてる音も…聞こえませんか?'




野‘地球に優しくする前に、目の前の子宮を救ってあげなきゃね!'






店‘野村さんのタンブラーから、私に顔にラテをぶっかけて!'







東京はイイ街だぞ、新東京人っ!!!




仲の良いスタッフさんにもらったんだけど、1ヶ月くらい未使用だった訳。



んで、今日は事務所でネタ作りだから、使っちゃうっきゃねーだろ!





タンブラー片手にスーツ着て、スポーテイーなサングラスかけて、ニューヨーカー気取って、街を闊歩してやんぜ!





意気揚々と、事務所の近所のスタバの門をくぐる、俺。




カウンターの前に歩みを進める。




‘いらっしゃいませ!'と元気良く挨拶する、女店員。




バッグのファスナーを開け、手を突っ込み、タンブラーを出そうとした時、一つの感情が生まれる。




それは…









‘軽く恥ずかしね?'




そう!田舎者特有の羞恥心である。





ヤベェ…。

羞恥心に押しつぶされそうだ…。

このまま、何事も無かったように、普通に買った方がイイんじゃねーか?

でもそれじゃ、ニューヨーカーの仲間入りできねぇ…。

いつまで経っても、田舎者のイーナーカーのまんまだ…。

この子の可愛い顔に、ラテをぶっかけられずじまいだ…。




羞恥心をかなぐり捨てて意を決し、バッグの中のタンブラーを握りカウンターに差し出す。





野‘こっ…これにぃ~ススス…スタバッ……クスラララ…テのグググランデくだ…さい…。'





声、2トーンくらい上がってたよね!




でも、ちゃんと伝えられた!




タンブラーヴァージン卒業だわっ!




安堵感に肩までドップリ浸かっていた俺に、店員の非情な一言が…。





店‘いや、ちょっと無理ですけど…。'





えっ?!えっ?!えっ?!




バレてんのっ?!




ヴァージンってバレてんのっ?!




イーナーカーってバレてんのっ?!




顔面にラテをぶっかけてようとしてる目論見、バレてんのっ?!





かなり想定外の一言にテンパる、イーナーカーモーノーノームーラー。





店‘グランデサイズでは無く、トールサイズまでしかタンブラーに入りませんので…。'







ビビらせてんじゃねっ!




先に言えやっ!




そこはすかさず…





野‘あっ…そうそうそう!トールサイズで!'





天然で間違えちゃった風を演出してやったわ!




よ~しっ!上手く乗り切れたぞ!




このままいけば、ヴァージンってバレねーな!





しかし、店員が慣れた手つきで、タンブラーの蓋を外した時、衝撃の光景が…。









タンブラーの中に、紙的なモノ入ってんのぉ~~~~~~っ!!!




未使用丸出しだかんねっ!




気遣って、注意書とか入れてんじゃねっ!





さっきのグランデ発言とかごまかした意味ねーしっ!






いや、待てよっ!




今までもタンブラー使ってたんだけど、前のがボロくなっちゃったから、買い換えての一発目…的なツラすりゃイイんじゃね?!




よしっ!我ながらかなり筋の通ったストーリーだ!


よしっ!それっぽいツラで接してやるっ!



落ち着けば乗り切れるぞっ!





野‘ここにお金置いときますね!'










店‘えっ…。無料券はお使いになりませんか?'










タンブラーの中の紙に、無料券も含まれてたのかぁ~~~~~~いっ!!!









結果、俺、超ダサイでやんの…。