合否通知。
キタキタキタキタ~ッ!!!
去年の12月の中旬、冷たい雨の中、傘を差して受験しに行った三国志検定合否通知が…
来やがったぜっ!!!
未開封の通知を目の前にし、今日の相方との会話がフラッシュバックする…。
磯‘いやぁ~2級は落ちちゃったけど、滑り止めの3級受かってよかった~!本当に併願で受けてよかったよ!’
野‘マジかぁ…。俺、かなり不安だよぉ…。’
磯‘ハッキリ言って、3級落ちたら、三国志好きとか胸張って言えねーからね!’
野‘確かに…。’
磯‘三国志関係の仕事もらってんだから、受かってなきゃマズイだろ~。’
やべぇ…。
かなり緊張してきた…。
今度、出版される‘レッドクリフ・ビジュアル・ブック’の取材もあるんだよなぁ…。
落ちて取材うけたらライターさんの態度も俺と相方で違うんだろうなぁ…。
ラ‘それでは好きな国はどこですか?3級の磯山さん!’
磯‘呉ですかねぇ!’
ラ‘さすが3級!いいチョイスですね~!’
野‘僕はですねぇ~。’
ラ‘はぁ~?テメェには聞いてねんだよ!三つの国言えんのかよ?!ちなみにアメリカは入ってねーからね!’
野‘分かってますけど…。’
ラ‘磯山さん!印象に残っている戦いは何ですか?’
磯‘ベタですけど、赤壁ですかねぇ~。’
ラ‘ベタなんてとんでもない!三国志通ならではの答えです!’
野‘印象に残る戦いかぁ~?’
ラ‘テメェ、まだ居たのかよっ!イランイラク戦争とか言ったら、ぶっ飛ばすぞ!’
野‘言わないですけど…。ちなみに女性で印象に残ってるのは小喬で…’
ラ‘エビちゃんだろ?分かった!分かった!もう実家に帰れよ!’
居場所がねぇ…。
いろんな想いが交錯する中、汗でびっしょりになった手で開封していく…。
もし落ちてたら、単独ライブで一言もしゃべらないかもしれない…。
トラウマで‘三国志’っていうフレーズ聞いただけで、オシッコが止まらなくなるかもしれない…。
二度と恋なんて出来ないかもしれない…。
こんなに緊張したのは、お袋のお腹の中から出てくる時以来だぜ…。
ゆっくりと中の紙を読む…。
‘このたびは第1回三国志検定3級を受験していただき心より感謝申し上げます。’
んな前振りはどーでもイイ!
焦らされてグッとくるのは、美味しいご飯の時と、美女とよろしくカマす時だけだよ!
それで?それで?
‘厳正なる採点の結果、貴殿は…
“合格”されました。’
合格だぁ、バァカァヤァロォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!!
ビビらせてんじゃねぇぞ!!!
俺様が3級に受からねー訳がねんだよっ!!!
ハゲてんじゃねーぞ、コノヤロ~!
同封されている、認定カードを光に照らしてみる。
コイツさえあれば、世の中、大抵の事は許されるぜ!
ゴールドカードだぁ?ブラックカードだぁ?
んなもん、オチンチンだぜっ!!!
認定カード、胸に付けて歩こうかな?
渋谷のスクランブル交差点でも‘十戒’みたいに人がサァ~ッと割れていくぞ!
アッ、胸なんかに付けたら街行くレイディ~スがみんな俺に抱かれたがって、長蛇の列ができちまう!
まっ、長蛇つっても実際に長い蛇がいる訳じゃねーけど…。
それにしても、本当によかったわ!
これ、もし受かってなかったら…
まっ、別に生活に支障はねぇーか…。
去年の12月の中旬、冷たい雨の中、傘を差して受験しに行った三国志検定合否通知が…
来やがったぜっ!!!
未開封の通知を目の前にし、今日の相方との会話がフラッシュバックする…。
磯‘いやぁ~2級は落ちちゃったけど、滑り止めの3級受かってよかった~!本当に併願で受けてよかったよ!’
野‘マジかぁ…。俺、かなり不安だよぉ…。’
磯‘ハッキリ言って、3級落ちたら、三国志好きとか胸張って言えねーからね!’
野‘確かに…。’
磯‘三国志関係の仕事もらってんだから、受かってなきゃマズイだろ~。’
やべぇ…。
かなり緊張してきた…。
今度、出版される‘レッドクリフ・ビジュアル・ブック’の取材もあるんだよなぁ…。
落ちて取材うけたらライターさんの態度も俺と相方で違うんだろうなぁ…。
ラ‘それでは好きな国はどこですか?3級の磯山さん!’
磯‘呉ですかねぇ!’
ラ‘さすが3級!いいチョイスですね~!’
野‘僕はですねぇ~。’
ラ‘はぁ~?テメェには聞いてねんだよ!三つの国言えんのかよ?!ちなみにアメリカは入ってねーからね!’
野‘分かってますけど…。’
ラ‘磯山さん!印象に残っている戦いは何ですか?’
磯‘ベタですけど、赤壁ですかねぇ~。’
ラ‘ベタなんてとんでもない!三国志通ならではの答えです!’
野‘印象に残る戦いかぁ~?’
ラ‘テメェ、まだ居たのかよっ!イランイラク戦争とか言ったら、ぶっ飛ばすぞ!’
野‘言わないですけど…。ちなみに女性で印象に残ってるのは小喬で…’
ラ‘エビちゃんだろ?分かった!分かった!もう実家に帰れよ!’
居場所がねぇ…。
いろんな想いが交錯する中、汗でびっしょりになった手で開封していく…。
もし落ちてたら、単独ライブで一言もしゃべらないかもしれない…。
トラウマで‘三国志’っていうフレーズ聞いただけで、オシッコが止まらなくなるかもしれない…。
二度と恋なんて出来ないかもしれない…。
こんなに緊張したのは、お袋のお腹の中から出てくる時以来だぜ…。
ゆっくりと中の紙を読む…。
‘このたびは第1回三国志検定3級を受験していただき心より感謝申し上げます。’
んな前振りはどーでもイイ!
焦らされてグッとくるのは、美味しいご飯の時と、美女とよろしくカマす時だけだよ!
それで?それで?
‘厳正なる採点の結果、貴殿は…
“合格”されました。’
合格だぁ、バァカァヤァロォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!!
ビビらせてんじゃねぇぞ!!!
俺様が3級に受からねー訳がねんだよっ!!!
ハゲてんじゃねーぞ、コノヤロ~!
同封されている、認定カードを光に照らしてみる。
コイツさえあれば、世の中、大抵の事は許されるぜ!
ゴールドカードだぁ?ブラックカードだぁ?
んなもん、オチンチンだぜっ!!!
認定カード、胸に付けて歩こうかな?
渋谷のスクランブル交差点でも‘十戒’みたいに人がサァ~ッと割れていくぞ!
アッ、胸なんかに付けたら街行くレイディ~スがみんな俺に抱かれたがって、長蛇の列ができちまう!
まっ、長蛇つっても実際に長い蛇がいる訳じゃねーけど…。
それにしても、本当によかったわ!
これ、もし受かってなかったら…
まっ、別に生活に支障はねぇーか…。