薬用リップ。
野‘ワ~ッヒャッハャ!その話、超おもしれ~っ!ヒャ~ッヒャッヒャ…ピリッ……痛っ!’
この乾燥した時期に気抜いて爆笑なんかしちゃったら、カッサカサの唇割れちゃうよね。
いい年して、唇から血をタラリラリ~ンってのも、みっともねーわな!
つー事で、唇から流れ出る血をワイルドに手の甲で拭きながら、薬局へリップを買いに…。
余談だが、前にも書いたけど、母・孝子は薬用リップと間違えて、スティックのりを唇に塗りたくって事あるからね。
んで…
孝‘私も、スティックのりっぽい見た目だなぁ~と思った!’
軽く気付いてましたよ感、出してやんの!
気付いたら、唇一周する前にやめろや!
まぁ、それはいいとして、薬用リップのコーナーに行ったらビックリしたよね。
普通は円筒形なの、新商品ときたら…
楕円形でやんの(画像参照)!
上から見たら、陸上のトラックみてぇだし!
リップを横にして誰かが、ドンって叩いて軽く変形しちゃいましたよ的なフォルム!
あと8回くらいドンってやったら、ペラッペラになっちゃうんじゃねーの?!
トムとジェリーのジェリーみてぇに!
風吹いてピュ~ッて飛ばされちゃう…みてーな!
しかも、何がすごいって、ジャケットに載ってる女の子の顔…
軽くむくんじゃってるからね!
昨日、遅くまで飲んでたのかなぁ~?
女‘スイマセ~ン!黒霧島、ロックで!大丈夫!まだ飲めるって!明日?明日は薬用リップの撮影!看護婦かなんかの衣装着てさぁ~、コスプレっての?超ウケるよねぇ~!大丈夫だって!朝まで飲むぞ~!’
って言った次の日みてぇな、むくみっぷり!
むく美ちゃんだよね!
まっ、愛嬌あって可愛いんだけど…。
さぁ~て、重要な使い心地はどうなのかな?
中身をクリクリッと出して、唇に当て、横にヅラしていくと…
‘お…おでぇ…バ…バカだかだ、よぐわがんねーげど……ずげぇづがいやすいど…。’
思わず、俺の純粋で無垢な部分が出てきちゃうほどの使いやすさ!
形をちょっと変えただけで、この使いやすさ!
これなら、唇ツヤッツヤのまま越冬できそうだぜ!
ハプニング的なキスなんて、どこに転がってるか分かんねーから、常に唇ツヤッツヤにしとかなきゃだからね!
いつもの帰り道。
街灯の下にベージュのトレンチコートの襟を立てた、ロングヘアで長身の女がポツリと立っている。
口元には白いマスク…。
特に気にせず、通り過ぎようとした俺に、女が話しかけてくる。
女‘すいません…。’
女を見ると、きめ細やかな白い肌、毛先まで手入れの行き届いた髪、形のいい眉、大きく潤んだ瞳。
口はマスクで見えないが、それでも息を呑むほど美形なのは分かる。
俺の人生で関わる事の無い人種。
俺は丁寧に応える。
野‘はい?’
女‘私…綺麗?’
愚問だった…。
俺は、なかなかお目にかかれない美人の問いに戸惑いながらも、素直に答える。
野‘はい…とても。’
すると女は、おもむろに右の手でマスクを取る。
露わになった口が左右につり上がり、ニヤリと笑ったかと思うと、女がこう言う…
女‘こ~れ~で~も~?’
野‘ううん…。残念ながら今のキミは綺麗とは言えない。寒さのせいで、唇がカサカサだよ。’
女‘えっ…?’
野‘この楕円形のリップを使って、唇をプルプルにしな……
エビちゃん。’
蛯‘バレ…てたんだ?’
野‘あっ…エビちゃんが使ったら、プルプルじゃなくて、プリプリになっちゃうかな?’
野・蛯‘エビだけにぃ~!’
みてぇーな!
可能性ゼロでは無いわな!
さぁ~て、日付が変わって本日、25日はホリプロライブですよ!
我ら、江戸むらさきがMCだから、爆笑して唇割れちゃわないように、よくリップ塗っとくのよ!
必要ねーか!
この乾燥した時期に気抜いて爆笑なんかしちゃったら、カッサカサの唇割れちゃうよね。
いい年して、唇から血をタラリラリ~ンってのも、みっともねーわな!
つー事で、唇から流れ出る血をワイルドに手の甲で拭きながら、薬局へリップを買いに…。
余談だが、前にも書いたけど、母・孝子は薬用リップと間違えて、スティックのりを唇に塗りたくって事あるからね。
んで…
孝‘私も、スティックのりっぽい見た目だなぁ~と思った!’
軽く気付いてましたよ感、出してやんの!
気付いたら、唇一周する前にやめろや!
まぁ、それはいいとして、薬用リップのコーナーに行ったらビックリしたよね。
普通は円筒形なの、新商品ときたら…
楕円形でやんの(画像参照)!
上から見たら、陸上のトラックみてぇだし!
リップを横にして誰かが、ドンって叩いて軽く変形しちゃいましたよ的なフォルム!
あと8回くらいドンってやったら、ペラッペラになっちゃうんじゃねーの?!
トムとジェリーのジェリーみてぇに!
風吹いてピュ~ッて飛ばされちゃう…みてーな!
しかも、何がすごいって、ジャケットに載ってる女の子の顔…
軽くむくんじゃってるからね!
昨日、遅くまで飲んでたのかなぁ~?
女‘スイマセ~ン!黒霧島、ロックで!大丈夫!まだ飲めるって!明日?明日は薬用リップの撮影!看護婦かなんかの衣装着てさぁ~、コスプレっての?超ウケるよねぇ~!大丈夫だって!朝まで飲むぞ~!’
って言った次の日みてぇな、むくみっぷり!
むく美ちゃんだよね!
まっ、愛嬌あって可愛いんだけど…。
さぁ~て、重要な使い心地はどうなのかな?
中身をクリクリッと出して、唇に当て、横にヅラしていくと…
‘お…おでぇ…バ…バカだかだ、よぐわがんねーげど……ずげぇづがいやすいど…。’
思わず、俺の純粋で無垢な部分が出てきちゃうほどの使いやすさ!
形をちょっと変えただけで、この使いやすさ!
これなら、唇ツヤッツヤのまま越冬できそうだぜ!
ハプニング的なキスなんて、どこに転がってるか分かんねーから、常に唇ツヤッツヤにしとかなきゃだからね!
いつもの帰り道。
街灯の下にベージュのトレンチコートの襟を立てた、ロングヘアで長身の女がポツリと立っている。
口元には白いマスク…。
特に気にせず、通り過ぎようとした俺に、女が話しかけてくる。
女‘すいません…。’
女を見ると、きめ細やかな白い肌、毛先まで手入れの行き届いた髪、形のいい眉、大きく潤んだ瞳。
口はマスクで見えないが、それでも息を呑むほど美形なのは分かる。
俺の人生で関わる事の無い人種。
俺は丁寧に応える。
野‘はい?’
女‘私…綺麗?’
愚問だった…。
俺は、なかなかお目にかかれない美人の問いに戸惑いながらも、素直に答える。
野‘はい…とても。’
すると女は、おもむろに右の手でマスクを取る。
露わになった口が左右につり上がり、ニヤリと笑ったかと思うと、女がこう言う…
女‘こ~れ~で~も~?’
野‘ううん…。残念ながら今のキミは綺麗とは言えない。寒さのせいで、唇がカサカサだよ。’
女‘えっ…?’
野‘この楕円形のリップを使って、唇をプルプルにしな……
エビちゃん。’
蛯‘バレ…てたんだ?’
野‘あっ…エビちゃんが使ったら、プルプルじゃなくて、プリプリになっちゃうかな?’
野・蛯‘エビだけにぃ~!’
みてぇーな!
可能性ゼロでは無いわな!
さぁ~て、日付が変わって本日、25日はホリプロライブですよ!
我ら、江戸むらさきがMCだから、爆笑して唇割れちゃわないように、よくリップ塗っとくのよ!
必要ねーか!