デジャブ。
自分でブログ書いて、みなさんのコメント読んでたら、そりゃ２日連続だろうと食べたくなるのが人間の性。
心では分かってる！
昨日食べたんだから、今日は我慢しなきゃって事くらい…。
２日連続で食べたら、もう抜け出せない関係になる事くらい分かってる…。
でも……会いたい…。
俺の体が…舌がテリヤキを求めてる…。
もう近所の目とか世間体とか気にしてられない…。
走った…。
いつの間にか走ってた…。
モスに…。
昨日と同じような時間帯…。
昨日と同じような格好…。
昨日と同じ男…。
昨日と同じ店…。
そして…
昨日と同じ店員…。
気まずい…。
きっと店員に思われてる。
‘出たっ！昨日と同じ奴だ！まさか昨日と同じテリヤキバーガー頼むんじゃね～だろうなぁ～？アッ！コイツ、最近この界隈で騒がれてる「テリヤキおじさん」じゃね？でも…まさかねぇ～？’
野‘テリヤキバーガーください。’
‘テリヤキおじさんだっ！’
人になんて思われたってイイ！
友達は言う。
友‘あんなテリヤキとはもう別れなよ！世の中にはもっと素敵なテリヤキが星の数ほどいるのよ！今度、私がテリヤキ紹介してあげるよ！’
ゴメン…。
素敵なテリヤキがいっぱいいる事は分かってる！
このままじゃ、自分がどうにかなっちゃう事も分かってる！
でも…
でも、モスのテリヤキじゃなきゃ、ダメなのっ！
席につきナンバープレートを手に、分度器で90°を計ったかの如く、直角に手を突き上げる。
生え散らかした脇毛を惜しげもなく見せびらかして…。
待つ事５分…。
運ばれて来た物に目が釘付けになる。
視界が急激に狭くなり、その物しか見えなくなる…。
どこかの誰かが、恋は盲目とはよく言ったもんだ…。
つぶやいていた…。
いや、正確には口から言葉がこぼれ落ちていた…。
野‘また……会えたね……。’
その後の事はよく覚えていない…。
野獣のむさぼり食ったのか、少しづつ丁寧に舐めるように食べたのか…。
でも、今となっては冷静に振り返る事ができる…。
もしかして、すべてが夢だったのかもしれない…。
いや、現実だった……と思いたい。
ただ一つ確実に言える事は…
昨日より体重が増えていた…。