花見ＩＮＧ。
湯水のように金を使い、お座敷遊びに興じる…
あっ、もちろんゲーム‘龍が如く！見参！’の話ね！
そんな桐生一馬之助a.k.a宮本武蔵a.k.a野村浩二に着信アリ。
発信主はななめ45°の岡安a.k.aミョンボ。
ミョ‘野村さん、花見行きません？’
お～っ！たぶん東京だと今週の土日が花見ファイナルだと思われ…
野‘イイねぇ～！じゃあ、場所と人数決まったらまた連絡して！’
と電話を切る。
こりゃテンション上がるわ！
確か何年か前に海行った時のブルーシートがあったなぁ～。
それと夜は意外と寒いから厚着しなきゃなぁ～。
誰かクーラーボックス持ってたらイイんだけどなぁ～。
俺も人並みに花見を満喫できるなんて…。
冬の寒さに凍った俺の心を春の優しい温もりがゆっくりと、そして確実に溶かしていく…。
神様…。
俺だって…
俺だって人並みに花見を楽しんでイイんだよね？
花見はサラリーマンとか学生だけのモノじゃないんだよね？
隣の席に偶然、CanCamのモデルが花見してて、もちろんそこにはエビちゃんも…。
野‘あれ？エビちゃんも桜、見に来たんですか？’
蛯‘そうなんですよぉ～！今週末が花見ファイナルだと思って…。’
野‘桜エビですね。’
蛯‘やだ………好きです。’
無くもねーな！
奇跡ってどこに転がってるか分かんねーし！
そんな浮き足立ってるところにミョンボから着信アリ。
野‘どんな感じ？’
ミョ‘誰もつかまりませんでした…。２人で花見します？’
野‘しねーよっ！ハゲがっ！’
ガチャツーツーツー。
俺に恥ずかしがりながら告白してきた桜エビちゃんの顔が幻となって目の前から消えていく…。
神様のバカ…。
ちまみに画像は、勢い良くミョンボの電話を切ったまではイイが、結局寂しくなってメシ食いに行った定食屋にてのミョンボ。