記録として。 | 江戸むらさき 磯山オフィシャルブログ『跳べないボールはただのボール ~そして伝説へ~』powered by アメブロ

記録として。

こういった内容のブログを書こうかどうかは、迷ったのですが


記録として書いておきたいと思い


今の素直な感情を書いておきたいと思い


書かせていただきます。





おばあちゃんが亡くなりまして。


この場合


母方のおばあちゃん。


享年94歳。


うちは、親父が婿養子なので


今回、亡くなった


母方の、おばあちゃんと、ずっと住んでたかんじ。


なんなら僕の家は、両親がちょっと離れたところで、ラーメン屋をしていたので


中学くらいまで、3日に1度くらいしか両親が帰って来なくて


小さい頃は、おばあちゃんに育てられたかんじ。


完全におばあちゃんっ子。


でも、僕が中学2年の時に、おばあちゃんがクモ膜下出血で倒れて


それで、手術は成功したけど


後遺症とかで寝たきりになってしまって


20年くらい、介護施設的なところにいたかんじで


寝たきりになっても、長生きはしてくれてて


この94歳と言う年齢まで生きてくれました。






今日


打ち合わせ終わりで


急いで実家に帰り


実家が、お葬式的な雰囲気になっているのを見て


今まで全然ピンと来てなかったのに


急に


なんか怖くなってしまって。


『おばあちゃんが死んだ』って現実が一気に突き付けられたかんじ。


さらに


お線香をあげるのに


目の前に行って


顔を見た瞬間


いろいろ事が一瞬にして思い出されまして


小学校の時に、毎朝必ず『先生の言う事をちゃんと聞いてくるんだよ!』って行って送り出してくれた事


そろばん塾で遅くなるとすげぇ心配してくれた事


花火屋さんで、働いていたから、夏になると僕の為に花火をもらってきてくれた事


NHKが好きで、連想ゲームとか歌謡コンサートとか必ず観てた事


歌も大好きで、ご飯作る時にとか歌を歌ってた事


通知表で、5的な評価をたくさんもらって帰った時もすげぇ喜んでくれた事


お腹がすくと、ただの味噌のおにぎりなのに、すげぇ美味いおにぎりを作ってくれた事


他にももっともっとたくさんの事


小さい頃の僕と元気だった頃のおばあちゃんの映像が、頭の中でフラッシュバックする。


それと共に


涙がボロボロ出てきて


あ、おばあちゃんって死んだんだ…


って。


だいぶ前から体調は悪かったから、覚悟はしてたつもりなのに。


なんだか胸がギューッとなるかんじ。


そのギューッは、死んだ悲しみもあるけど


おばあちゃん孝行を全く出来て無かった事に対してのかんじもあって


その悔しさって言うか、恥ずかしさって言うか。


単純に、会えないんだって。


もうおばあちゃんの話は、思い出話になっちゃうんだって。


94歳も、長生きしてくれたけど


もっともっと生きてて欲しかった。


また元気になって欲しかった。


おばあちゃんの好きだったNHKに、僕が出てる姿とかもっと観て欲しかった。


また味噌のおにぎりを作って欲しかった。


ちゃんとおばあちゃん孝行したかった。






おばあちゃん


今までありがとうね。


良い孫だったかどうかはわからないけど


僕は、おばあちゃんの孫で良かったよ。


もっともっと頑張るから、天国で応援してね。


それでは


安らかにおやすみください。








そんなわけで


明日から


また普通にブログを書きます。