憧れると言うけれど。 | 江戸むらさき 磯山オフィシャルブログ『跳べないボールはただのボール ~そして伝説へ~』powered by アメブロ

憧れると言うけれど。

中目黒に実家がある友人がよく言ってるのですが


『田舎にすげぇ憧れる。』


なんてふざけたこと言いやがりまして。


彼だけでなく他の東京出身の友人も言ってるのを聞いたことがあって。


田舎生まれの僕にはわかるような…


わからないような…。


だって田舎って不便じゃないですか?


僕の出身は茨城にある、映画『下妻物語』の舞台になった下妻市なんですが。


交通の便が悪かったり、買い物するにもお店の選択肢が少なかったり。


僕が高校行く時使ってた『関東鉄道常総線』は、5駅乗っただけで600円くらいしましたから。


そこからJRに乗り換えて4駅乗って学校だったんですが


1ヶ月の定期代が3万円ですよ。


3万円って!


更に学費やら小遣いやら。


親大変じゃん!


ありがとう!両親!




今よく使ってる京王井の頭線なんて渋谷から5駅の新代田まで120円ですよ。


そこから4駅行った西永福まで150円ですよ。


安っ!


150円って!


1ヶ月の定期代はいくらかしりませんが、1万円いかないんじゃないかと。


それに下妻は買い物と言えば、ジャスコですから。


10年くらい前にジャスコが出来た時はジャスコの前の国道が渋滞できましたから。


3キロくらい渋滞できましたから。


どれだけジャスコにテンション上がってんだよ!下妻市民!


んで、たまに実家帰ってもお店が早く早く閉まってしまうから行くお店も決まってきちゃうし。


だいたい『ココス』だし。


東京を味わってしまった僕には田舎は少々退屈なわけですよ。


刺激が足りないわけですよ。


これでも田舎に憧れるかい?青年?


『憧れるよ~。子供の時遊ぶ場所と言えば、小さい公園だよ。キャッチボール禁止とか書いてあったりするし。緑少ないし。』


確かに。


遊ぶ場所には事欠かないかんじでしたから。


広島市民球場くらいはあるんじゃねぇの?くらいの場所で缶ケリとかしてましたから。


窓とか開けておくとカブトムシとかジャブジャブ入ってきて、取り放題だったし。


子供の感性を磨くには良い環境かも。






ん~。


東京みたいな都会もいいとこあるし…。


田舎もいいとこあるし…。


結局無い物ねだりなような気がしないでもないですが。









都会派か…








田舎派か…








あなたなら










どっち?!