AI競馬予想マスターズ 2023 途中経過 | エド金融道 (息子が「めしが食える大人になる」編)

AI競馬予想マスターズ 2023 途中経過

仕事が忙しすぎて、平日は仕事しかできない状況・・・

重要な競馬AIのプログラムの改良ができない(笑

まだ、一次予選中だが・・・

 

現在14位。一次予選通過は、29位なので、なんとか通過できそうな状況。

この競馬AI(noah)のシミュレーション上の理論値としては、

的中率:20%前後

回収率:115%

ではあるのだが、これは、試行回数(馬券購入レース数):約7000レース の数値なので、10月7日より開催されてnoahで購入している140レース程度では、想定の回収率は出せない。これは、他のAIも同じ。

競馬予想では有名なAIも多数参戦している中では、現時点でのこの順位は相当な健闘をしていると思う。

 

さて、今回、このコンテストへの参戦は、自分の作ったAIにどの程度の力があるのかを知るのが目的。

毎週末、JRAの中央競馬が開催されている中で、自分のAIの戦績が更新される中で一喜一憂している。純粋にこのコンテストを楽しんでいるのだが、参加されているAIの馬券の購入の仕方も見ているが、すごく参考になる。

 

AI競馬予想には、大きく2つの要素がある

(1)レースで1-3着に入りそうな、馬を予想する。

(2)回収率が100%を超えるような買い方をする。


今回のコンテストは、500万円の仮想予算を使い切る条件での「払戻合計」での勝負。

つまりは、(2)「回収率」での勝負なのだ。ただ、ランキングは、払戻合計だけで出ている。

なので、すでに500万円を使い切って300万払戻合計のAIと、200万程度で300万払戻合計でまだ、300万の購入資金が残っているAIが混在している。エドはまだ、150万の予算が残っている。この予算で今日を入れて残り3日の勝負。

上位のAIをみると、しっかり回収率100%を超えているAIが多い。

他のAIについて、その馬券の購入情報から、(1)のロジックを推測するのは難しい、というか、無理。

でも、(2)の馬券の買い方は推測できる。

この馬券の買い方をざっと分析すると

 

①単勝、複勝で勝負レースを決めて、的中率30-50%程度で、勝てるレースに馬券資金を集中。

②3連単での高配当馬券について、当たれば1レース100万円以上の払戻になるように計算して、的中率10%以下でも毎レース買う。

③馬連/ワイドなどを中心に色々な券種で、的中率20%前後で、馬券を当てつつも、穴馬が来ると100万以上の払戻になるように購入する

 

という大きく3つのパターンだ。エドのAIは③の馬券購入戦略をとっている。

的中率の高い①の馬券購入ができると、馬券の収支が安定するので良いのだが、高い的中率でかつ、回収率100%を超えるには、上記の(1)のレース上位に来る馬を予想するところで、高い精度が必要になる。

②③は、どちらかと言うと、耐えて耐えて、ドカンと穴馬馬券で稼ぐ感じなので、当てると言うより、実力よりもオッズが低くで妙味のある馬を探す(みんなが気付いていない、上位に来そうな馬を見つける)ことが重要。

 

本当は、エドも①を目指したかったのだが、それがうまくできず③の戦略にいる。

そもそも①の方法で、回収率100%を超えられるのか?と疑っているくらいだった。

でも、コンテンストの上位AIには、①のタイプも多く、やり方によっては、100%を超えられるのかも?と気付いた。

という事で、昨晩、夜中の2時まで掛かって、エドのAIを①タイプに改良するプログラムを書いたところ・・・

なんと、理論上、115%で、単勝を買うモデルができた。

本当に、こんな数字でるのか?と自分でも信じられていないが、本日から、実際に実戦投入(馬券買って)して、検証実験に入る。うまくいけば、二次予選(11月)から投入してみたいし、そろそろ本気で、お小遣いを増やしたい(笑

 

停滞していた、AI開発も、このコンテスト参加で「他に負けたく無い」という気持ちから、進展しはじめた。

やっぱり、人間は、こういう機会に身をおいて、意識をすることが重要だとつくづく思った。