Windows10 にPython開発環境を作る
初めて学んだコンピューター言語は、BASICだった。
その後、Fortran、C、C++、Tck/Tk、JAVA、perl、PHPなどやって来たが、PHPが一番しっくり来てずっとメインのコンピューター言語として使って来た。
しかし・・・
さよならPHP、WindowsでのPHPのサポートが「2022年11月28日」に完全終了
という事らしい・・・
そろそろ、新しい言語を覚えないといけないのか。
六十の手習い(60歳ではないが・・・)と言うし、色々と良い評判を聞く、「Python」を始めようかと。
仕事でも使いたいが、まずは、趣味として、競馬データの自動取得・分析プログラム用に使いはじめてみます。
まずは、その環境づくりの備忘録。
①Pythonのインストール
Windows10のStoreからもインストールできるようですが、
https://pythonlinks.python.jp/ja/index.html
こちらから、最新のものを入れます。OS等自分の環境に合ったインストーラーをダウンロードします。
https://www.python.jp/install/windows/install.html
ここ参考に。
PowerShellでスクリプトの実行を許可しておきます。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force
このコマンドをPowerShellで入れる。
正しくインストールされていれば、
C:\Users\testuser1>py Python 3.6.2 (v3.6.2:5fd33b5, Jul 8 2017, 04:57:36) [MSC v.1900 64 bit (AMD64)] on win32 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> 1+1 2
以上のように、起動して、足し算できる。
②開発環境を入れる 今までPHPの開発も100%一人でやってきていたので、開発環境というものをほぼ使った事がない。 でも、今回は入れてみようと。
https://news.mynavi.jp/article/20200508-1031849/
こちらによると、一番Pythonで使われているのはPyCharmらしいのでそちらを入れる。
ここでひねくれるてマイナーなのを使うと、情報等が少ないので苦労する。ここは逆らわずに・・・
https://www.jetbrains.com/pycharm/download/#section=windows
こちらで、「community」版の方を選ぶ。
Proffesionalは有料のようだ。
インストールの途中のセッティングは、Pathの設定とかあったので
とりあえず全部チェックを入れる。その他は、そのままでOK。
インストール完了すると、環境変数とかの設定もされているので、再起動を求められる。
別に作業していたファイルの保存とか忘れずにして、再起動。
③Xampp(ローカルでWebサーバー・MYSQLDB環境)でPythonを使える設定
https://techacademy.jp/magazine/22048
こちら参考に、そんなに難しくない。
まずは、httpd.confに
AddHandler cgi-script .py ScriptInterpreterSource Registry-Strict
を書き加えて、Apacheを再起動。
テスト用のスクリプト(test.py)を以下のように書く。
#!【ここにpythonの実行ファイルへのパス】 # -*- coding: utf-8 -*- print("Content-Type: text/html\n") print("Hello Python!")
上記の実行ファイルへのパスを探すのが少し苦労。
C:\Users\【ログインユーザー名】\AppData\Local\Programs\Python\Python39
とか、隠しフォルダの中にあったりする。
マイコンピュータ>プロパティ>システムの詳細>詳細設定>環境変数>ユーザーの環境変数
のPathのところに記載があると思うので、そちらをヒントに探す。
以上で、WebアプリとしてもPythonが使えるようになる。