京王ズ 会社説明資料・・・
京王ズから、アナリスト向けの決算説明会らしきものの資料が公開されました。
http://www.keiozu.co.jp/tousi/index.html
経営理念
当社及び当社グループは、「人・コミュニケーション・創造」をキーワードに、お客様に様々なサービスを提供いたします。
移動体通信事業分野=「人・コミュニケーション・創造」ツールの提供
飲食事業分野=「人・コミュニケーション・創造」の場としての非日常的なスペース(場)の提供
ビジョンとしては良いと思うのですが・・・飲食事業って・・・たの事業ドメインとのシナジーが全く分かりません。
まあ、いいですが・・・
事業戦略(移動体通信事業分野)
①北関東・東北エリアNo.1の移動体通信店舗網の確立。
②通信代理店業として、携帯電話番号ポータビリティ効果を最大活用する体制の強化として、キャリアショップ・併売店拡大戦略。
③ソフトバンク・エーユー・ドコモ全キャリア連動した総合力の強化。(今回のM&A案件の中で、新たにドコモショップも取得し、全キャリアショップの運営が可能となります。)
④圧倒的なキャリアショップ数による他代理店の取り込み(二次代理店も含む)。
⑤全体でのボリューム拡大による全国規模のボリュームインセンティブの獲得。
北関東・東北エリアでのNo.1携帯電話ショップを目指すと!これは良い目標ですが・・・
その跡に続く説明が・・・
番号ポータビリティーによって、携帯電話の普及台数が増えるって?おかしく無いか?買い替えだから、各キャリアのシェアの奪い合いが起きたとしても、全体として携帯電話普普及台数への影響はそんなに無いと思うのですが・・・それに、アナリストが聞きたいのは、光通信から携帯電話ショップを譲り受けて、次にすべきことは、
1.傘下のショップでの業務の効率化による、利益率の改善
2.競合となる量販電気店などとの差別化についての戦略。
のあたりだと思うのですが・・・店舗が増えましたなんて、いまさら説明されてもって思います。
テレマーケティング(コールセンター)についても、事業収支ではじめは赤ですが、そのうち黒になりますってのは、まあ、当たり前ですよ。コールセンターは、自治体の支援で、北海道、石川、高知、沖縄、宮崎、宮城などなど、各地に開設されていて、しかも、これからは、もっと人件費の安い、中国に作るって、アウトソーシング事業に力を入れているコンサル会社が言ってます。その中で、どのように市場競争に勝つのか?その戦略が大事だと思います。
地域、業態効率を見直し、再度仙台市、宮城県及び「お肉」に特化した事業運営を行ないます。
2007年10月期を飲食事業継続のコミットメントラインと定めた対応を行います。
お肉屋さん、まだ、12店舗も抱えてるんだ・・・もう、いいよ。
コミュニケーションの場は諦めて、移動通信体事業に専念してくれればいいのに・・・
売り上げ12.7億円あって、利益が、0.25億円って。ビジネスとして、やっている意味が無いと思うのですが・・・
とまあ、いろいろ不満はありますが、それは全部、良しとして・・・
でっ、結局、2007年10月期は、儲かるのかよ?
事業ドメインごと出されても、全体の収支を説明してくれないと、分かんないじゃん。
う~ん・・・どうなんだこの会社?心配になってきた。損切りか?