メガネの虫食い修理、磨き、コーティング | 江戸鼈甲屋のブログ

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東京の下町亀戸の江戸鼈甲屋です。
ブログ始めました。
頑張って更新していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

やっと修理事例がご紹介できるのですが、何度もご紹介しております、メガネの虫食い修理と、磨き作業と、クリアーコーティング施工です。

 

作業の前の画像です。

↑の赤丸が虫食いです。

 

こちらの赤丸も虫食いです。

 

ツルと眼鏡は、ツヤが無くなり、貼り合わせている材料が浮きかけてきてます。

 

このまま使い続けますと、更に浮いてきて、最悪は折れます。

 

作業後の画像ですが、樹脂で埋めた箇所をお見せしたかったのですが、撮り忘れました。

今回コーティングをしたことにより、普段のメンテナンスが楽になるのと、耐久性が上がりました。

 

何がオススメかと言いますと、コーティングをされていないメガネは、使い方にもよりますが、しっかりと乾拭きをしていても2~3年に一度はべっ甲屋で磨くことになるかと思います。

 

その際にわずかではありますが、薄くなってしまいます。

 

これを繰り返していくと、どんどん薄くなり、最終的には折れてしまう可能性が有ります。

 

コーティングをしてあると、大体7~8年は持つと思います。

 

7~8年後にツヤが無くなるというか、コーティングが落ちてまいります。

 

その際にコーティングを落として、再度コーティングをしますので、べっ甲自体が薄くならないんです。

 

ということはこの先次の代に残してもいけますので、オススメしております。

 

クリアーコーティング代は、磨き代とは別途¥15,000(税別)なのですが、長い目で見ると2~3年に1度磨くよりも、結果的には安く済みます。

 

ちなみにクリアーコーティングは眼鏡以外にも、時計バンドや指輪にもできます。

 

メガネも時計も指輪も常に肌に触れるものなので、非常にオススメです。