さてリニューアルされたKATOのマイテ49 2を買ってきました。



純正の室内灯を組んで完成。

まぁこのままでもクオリティ高いので良いんですが、私としてはちょっと軽加工で作り込んでみたい!

と言う事で、以前旧モデルでやった加工を素に「よりリアルに」「より簡単に」をテーマに手を加える事にしました。

そこそこ長くなるんで全4回に分けて投稿致しますので良かったら最後まで読んでってくださいな(^^)


先ず気になるのが展望室。

天井に大きな穴が空いて実物に近づいたとは思いますが、覗き込むと白いはずの天井が未塗装…照明も再現されてない。

旧モデルの加工ではここにLEDを仕込んで展望室を照らしたので、今回も同じ手法で取り付けてみましたが、光が強過ぎてどうもしっくりこないし、屋根にLEDを仕込むとその電源を取るのに苦労するし、メンテナンス等でバラす度に面倒な事になるんです…

そこで今回はLEDを仕込まず、室内灯の明かりを一定量導光する事で適度に、そして正しい方向で照らす加工を考えてみました。

先ずは後ろから見て気になった室内灯端部の後ろ方向への光漏れの処理から。



先ず端部にシルバーを塗り、光を内部で反射させて室内灯の光量を有効活用。

その上から茶色を塗り、外から見た時の違和感の軽減と端部の遮光をします。

これをすると真後ろから見た時のやたら眩しい感じが無くなり、引き締まります。



これが端部を塗る前の状態、窓から丸見えの室内灯プリズムが真後ろをヘッドランプのように照らす違和感はどうもねぇ…


次に車体の加工。


車体のこの部分をカットして導光口を確保します。




この時、折角屋根を外したので、ついでに屋根の裏側を白く塗っておきました。



ボディの天井もついでに塗装、でもどうせ室内灯のプリズムで隠れるので均一に塗る気サラサラなしw

色はちょっとベージュを混ぜると高級感が出ていいのかも、まぁその辺の調色はお好みで良いかと思います。

そして車体側展望室開口部まわりにマスキングゾルを適度に盛る。



これ何でやるかと言うと、

展望室を天井から照らすようにすると、屋根との僅かな隙間から光が漏れるようになっちゃうんでその対策なんです。

マスキングゾルははみ出しても手でなぞるだけで余分なゾルを綺麗に取り除けますし、乾いた後に剥がしてやり直しも出来るし弾力があるので屋根を脱着しても隙間が新たに生まれる事がなく、硬化するパテより扱いが楽なので見えない部分の遮光には重宝します♪

乾いた後、一度屋根を外してゾルを黒で塗ると後々外から隙間が見えたとしても目立たないのでお勧めです。


さて今日はこの辺で。

その2へ続く