休日に出かける時は朝早めに家を出る当方。
なのですが、今日は珍しく昼を過ぎてからのお出かけ。
電車に乗って迎えてくれたのは・・・・
奈良公園の鹿たちです。
本日は東大寺も興福寺も春日大社へも若草山へも行きません。
奈良国立博物館だけ行ってトンボ帰り。
来月9日までやってる空海展(空海 KŪKAI―密教のルーツとマンダラ世界)を見たかったので、スポットで博物館へ足を運んだしだいです。
GWに行ったメキシコ展のように撮影OKなのはほとんどなかったのですが、仏像は思ったほど多くはなくて密教の写本やマンダラの絵やタペストリーみたいな物が半分以上でした。
その辺ちょっと当てが外れた感がありましたが、まぁそれなりに楽しめたかなという感じ。
空海展で唯一撮影OKだったのがこちらでした。
実のところ当方は仏教を信仰してるわけでも仏様がありがたいとかは全く思っておらず、美術品・工芸品としての仏像鑑賞が何よりの目的。
優美さであったり力強さであったり精巧な造りを素人感覚で楽しめればとにかく満足。
ということで空海展に続いて常設の仏像館へ。
仏像館は何度か来てるのですが久方ぶりです。
吉野の金峯山寺仁王門の修理に伴い奈良国立博物館が金剛力士像の預かり展示を3年前からしているとのことで、それも今回見るのを楽しみにして来ました。
その期待していた金剛力士像、ありがたいことに撮影可!でした。
東大寺南大門の有名な金剛力士像は金網越しですが、ダイレクトに鑑賞できるのがイイです!
豪壮でムキムキな体型にはほれぼれしたり、それに比べて自身の貧相な体型を侘しく思ったり、
またこの大きさに圧倒され、吉野からどんな手間をかけて運んできたのか?など様々な思いに駆られながらけっこうな時間を費やしてじっくり見ることができました。
仁王門の修理が完了する令和10年頃まで展示予定とのことなのでまた見に行くかも・・・・です。
(西暦でなく令和で言われたらいつなのかよく分かりませんが・・・・)
仏像館では博物館所蔵のものは撮影OKのものがあるのでチラッと撮ってみました。
ふと思ったのですが、仏像って気を付け!ではなくちょっと腰を横に振って(曲げて?)るのが非常に多いのはナゼなんでしょうかね?
その体勢で立ち続けるのはけっこうしんどいんとちゃいますか~??
と声をかけたくなってしまいました
数年振り(?)の奈良国立博物館で過ごした1時間半近く、満足度大でした。
博物館からは外国人と鹿ばかりが目立つ奈良公園を抜けて近鉄奈良駅へ。
快速急行も外国人がいっぱいでした(鹿はいません!)。