何も言うことはありません。
今までこういうモンと思っていた原発について、知らないこと、えっ?と思うことなどが書いてあります。
著者は反原発派の原子力研究者なので、話を5割増し・7割増しとして考えても、
福島のみならず近県も含め広範囲に影響を長年に及ぼす原発はやはり無くすべきだと思います。
ただ、当方はずっと以前から原子力や原発反対派ですが、一つの意見で判断するのではなく、
他の考えを綴った本も読み、自分の立ち位置を決めるのも必要かなと考えます。
賛否はいろいろあると思いますが、ぜひ手に取って読んでほしい本の一つです。
『原発のウソ』 小出裕章 著 扶桑社新書