ようやく育児書を何冊か読みました。
その中で、私の通う産婦人科で勧められた
佐々木正美先生著の「子どもへのまなざし」を紹介します。
著者の佐々木先生は
地域の小児療育相談センターや大学病院の精神科や小児科外来の診察室で、
数多くの子どもや親たちの相談をうけてきた方。
内容は、乳幼児期の育児の大切さを伝える講演録をまとめたもの。
一見分厚いのですが、語り口調のため、とても読みやすいです。
この本の中で、印象に残ったことを紹介します。
◎乳幼児期は育児にとっての基礎。
この時期の子どもとの付き合い方が
その後の子どもの人格形成に大きな影響を与える。
◎乳児期の子どもにとって大切なことは、人を信頼できること。
そのためには、自分の望みを、親やまわりの人から、
十分に満たしてもらえたという実感が必要。
そのことが、人を信頼できる感性を育み、自分自身を信じることができる。
そうすることで安心して自立していける。
◎自分の希望を十分に満たされなかった子どもは、
それだけ人に対する不信感と、自分に対する無力感が大きくなる。
つまり、自分に自信がなく、まわりの人が信じられない子どもになる。
◎子どもの欲求は、幼いうちにできるだけ早く満たしてあげる。
そうすれば欲求はエスカレートしない。
◎幼児期のはじめには、しつけを通して
自分の衝動や感情を自分でコントロールできるようになる。
それができると、幼児期の後半には、
自分からいろんなことをやってみたいという意欲がでてくる。
◎しつけは、社会のルールやこちらの希望を子どもに伝えること。
いつかできるようになるという期待だけで、
急ぐことなく、大切なことを伝え続ける。
◎夫との関係が深ければ、
それだけ子どものありのままの姿を尊重しやすくなる。
夫を受け入れられなければ、
その満たされない部分を子どもに求めることになる。
◎子どもを幸せにすることができる喜びを大きくもち、
子どもに期待する喜びを小さくする。
いまこの瞬間を幸せにしてあげよう、
その積み重ねがこの子の幸せになるという育て方がいい。
乳児期のうちに子どもの欲求を満たしてあげることで
その後のしつけもラクになるそうです。
そして、過剰期待するのではなく、
子どものありのままの状態を、親が本当に満足して
受け入れてあげるかどうかが大切とのこと。
本の中では、たくさんの調査結果や具体例があるので
納得感もあり、分かりやすかったです。
出産後はなかなかゆっくり本も読めないと思うので、
生まれる前にもう数冊読んでおきたいです。
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