こんにちわ ニシ子です。
編集部は昨日より営業しています。
みなさん、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、特に遠出することなく、展覧会や舞台を観に行ったり、友だちと会ったりなどいつもの週末と変わりないのんびりとしたお休みでした。
明日からまた週末ということで、またまたおすすめ展覧会のご紹介!
まずは、8月5日からあべのハルカス美術館で始まったばかりの「デュフィ展」。
ラウル・デュフィ(1877-1953)は、ピカソやマティスなどとともに20世紀前半にフランスで活躍した画家です。明るい色彩とリズミカルな動きのある線が特徴の彼の作品は、パリジェンヌにも愛されたとか。
この展覧会では、彼が故郷のル・アーヴルから国立美術学校で学ぶためにパリに出てきたころから、晩年に至るまでの作品を展示した回顧展。パリのポンピドゥ-センター、イギリスのテート・モダン所蔵の代表作が日本で観られる貴重な機会です。
絵画だけでなく、テキスタイルデザインでもその才能を発揮したそうで、さまざまなテキスタイルデザインが展示されたコーナーも個人的に興味深かったです。彼のテキスタイルでつくった洋服を着たパリジェンヌの写真も展示されていて、うっとり。いつの時代もパリジェンヌはおしゃれです。
観るものの心をハッピーさせる、カラフルな作品からは想像できないのですが、彼が画家とした認められるのは50歳近くになってからだそう。そんな紆余曲折を経た彼の人生にも思いを馳せながら観賞してみるのもいいかもしれません。
次に紹介するのが、中之島の国立国際美術館で開催中の「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」。
ノスタルジー〈郷愁)とファンタジー(幻想)という2つをキーワードにした、日本の現代美術家10組による作品を展示しています。
先日観に行ってきたのですが、作家さんによりまったく違う世界が楽しめて観応え十分! ハチャメチャな空間に思わずニヤリとしたり、摩訶不思議な世界に迷い込んだり、色々な感情や思いが湧きでてくる、楽しい体験でした。
こちらもおすすめですので、ぜひ観にいってくださいね。
この週末も暑くなりそうなので、涼しい場所で感性を磨けるアート観賞へぜひお出かけしてみてください。