今日は週末のおでかけにぴったりな展覧会をご紹介します。
まずは「藤子・F・不二雄展」。ドラえもん、パーマン、エスパー魔美、オバケのQ太郎など、みんなが大好きなキャラクターたちを生み出した、藤子・F・不二雄氏。氏の生誕80周年を記念して開催されるのがこの展覧会。キャラクターたちが登場する4Dプロジェクションマッピング映像シアター「SF(すこしふしぎ)シアター」からはじまり、名作の第一話を中心とした原画の展示や「オバケのQ太郎」「パーマン」の初期モノクロアニメも一部上映されます。
個人的に興奮したのが藤子・F・不二雄氏が藤子不二雄A氏と少年時代に制作した貴重な自作まんが冊子「小太陽」の公開展示。漫画や小説、広告まで全て手描きで制作され、その完成度の高さに驚かされます。
展示最後には、のび太の部屋などで、撮影できるスポットも登場。グッズ売り場でのお買い物のし過ぎに注意!わたしはキャンディを購入しました。と大人も楽しめる要素が満載。
グランフロントナレッジキャピタル1階広場にずらーっと並べられたドラえもんも圧巻!(写真上は取材会で登場したパーマン、ドラえもん、Qちゃんです)
次は大阪市立美術館で開催中の「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」。こちらは2009年~2010年にかけて、パリ、オーランジュリー美術館で開催された展覧会を日本向けに再構成したもの。モネ、ルノワール、ルソー、マティス、ピカソをはじめとする様々な時代、流派の画家48人による87点を展示しています。モデルとなる子どもたちは、画家が「親」として描いたり、または親戚など身近な子どもを描いた作品が多いので、愛に溢れた温かいものばかり。無垢な子どもたちの表情、彼らを愛おしく思う画家の気持ちも感じられ、本当に癒されます。
時代もバラバラなので、色んなジャンルの名画が観られるのも楽しい。ピカソが子どもに作った紙人形(?)も展示されていて、思わず笑みがこぼれます。本当におすすめなので、ぜひたくさんの方に観に行っていただきたいです。
最後の写真は大阪市立美術館の喫茶室の看板。フォントも装飾も美しいです。