二月花形歌舞伎 | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちわ ニシ子です。
先日、現在松竹座で上演中の二月花形歌舞伎を観に行ってきました!

  


この二月花形歌舞伎では、上方歌舞伎界を代表する片岡愛之助さんが歌舞伎として初の座頭を務められます。
演目は昼の部「新八犬伝」 夜の部「GOEMON」。私は「新八犬伝」を観させていただきました。
「新八犬伝」は、皆様も良くご存じの「南総里見八犬伝」が原作。2002年に平成若衆歌舞伎の第一回公演としてシアタードラマシティで初演されたものを、もっと分かりやすく掘り下げた作品だそうです。
帝位を追われた崇徳上皇が魔界の王として生まれ変わり、日本を魔界に変えようと企む中、里見の伏姫が持っていた数珠の文字が浮かび上がる不思議な水晶を持つ八人の勇士(八犬士)が立ち向かうというストーリーです。
愛之助さんは、悪役も含む4役を演じられます。たった今まで別の役を演じていた愛之助さんが、瞬時にまた別の役にチェンジという早替りや、花道から客席の上を高らかに飛んでいくという宙乗りまで、興奮のシーンが盛りだくさん!
舞台セットも豪華で、これまで観ていた歌舞伎とはひと味違う、エンターテイメント性溢れる斬新な作品になっていました。

残念ながら、夜の部の「GOEMON」は観られなかったのですが、愛之助さん演じる石川五右衛門は、実はスペインの宣教師の血をひく赤毛のハーフだったという奇想天外な設定。劇中では宙乗り、つづら抜け、そしてフランメンコのシーンもあるとか! これもかなり面白そうです。

どちらも歌舞伎初心者の方でも楽しめると思いますので、この機会にぜひ観にってください。
2/26(火)まで松竹座で公演中です。

歌舞伎といえば、幕間のお弁当が楽しみです。

こちらは松竹座で販売されているお寿司「弥生」。
見た目も華やか。とっても美味しくいただきました。